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兵器娘と異世界征服  作者: ミスタージョンソン
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生放送?

『マイクテスト、マイクテスト、ワンツーワンツー、音声準備はいいかしら?』

『おいもう繋がっているようだぞ?』

『え?嘘!?ちょっおま…』

 創世神とか剣呑なキーワードに驚愕している俺をよそにモニターがかってに点いて一組の男女を映しだした、どこの戦国武将だとゆうような強面のどっしりと落ち着いた感じの甲冑らしきものを纏った男性と。


 わたわたしている天然なのかと言った感じの巫女服の様な衣装を纏った若い女性だ。


『コホン、え~転生者の皆さん聞こえていますか?ちゃんとそこにいますか?創世神アストライヤです、こちらは。』

『ウロボロスだお前たちがいた地球で魂の循環を司っている。』

 彼女の話によれば彼女が創った異世界では人族が自分たちこそ選ばれた民であり世界を支配すべきだと他種族を排斥し暴虐のかぎりをつくしているとゆうそこで魂力の強い地球人を転生させてお仕置きしてもらおうとウロボロス様にたのんで俺達を融通してもらったとのこと、なら自分で神罰くだせばいいだろうに?

『え?自分で神罰くだせばいいだろうって?ん~貴方達のゆうようにすると穏健派の人族や他種族もまとめて滅びることになっちゃうからあまりやりたくないのよね。』


 やべ流石神様?実際に会っているわけでもないのに心を読まれた?貴方達?さっきも転生者の皆さんって言っていたが他の転生者もこれを聞いているのか?まあ放送みたいなものだとすればそれもありなのか?


『そうだよ~♪いまアストライヤにいる転生者の皆に同時につなげているよ~♪』

 やはりナチュラルにこちらの心を読んでらっしゃる?ならば何故自分の名前が思い出せないのか教えてほしいのですが?

『あ~それはね、地球での家族とか覚えていると望郷の念にかられて心の病気になっちゃうかもしれないでしょ?だから消しておいたんだよ?でも必要な知識とかは逆に植え付けておいたから心配しないでね♪』

-横暴だー謝罪と賠償を請求する!-

 なんだ弾幕がでてきたぞ?ニ〇ニ〇生放送だったのか?これ?

『何故我らが謝罪せねばならぬ?本来ならば円環の理にしたがい無に帰されるお前達を特別に個の概念を引き継がせて転生させてやろうとゆうのに?』


-転生者は全部で何人いるのですか?-


『え~っとたしか今回は2000人でしたっけ?ウロボロス様?』

『うむ地球は現在魂が溢れかえっている状態だからな洗浄前の死にたての魂ならば多少は融通できるがあまり使いつぶしてくれるなよ?』

『大丈夫ですよ~そのために私や眷属の力も使ってそれぞれに特別な力を授けているんですから。』

『だが生まれ変わり組のなかにはこの覚醒前に死んでいる者もいるではないか。』

『いや~流石に辺境の村から勇者に選ばれたいとかで口減らしで殺されたり、王家に生まれたいで妾腹だけど潜在能力が高くて正室にうとまれて暗殺されたりは予想外でした、でもでも現地は医療が遅れているから生まれ変わりはリスクがあるってちゃんと説明したんですよ~?』

『むぅ自己責任の内とゆうことか?』

 転生だーヒャッハーとか浮かれたやつらが早々にリタイアしたとゆうことかな?

『そうです、今言ったようにこの世界、地球に比べて医療も遅れていますからね?神聖教の神聖魔法はわたしが加護するのをやめたので使える人間がほとんどいません治癒力や免疫力をたかめるだけの効果がある属性魔法系の治癒魔法しかないと思ってくださいね、あとは治癒薬がありますが。』


-文明はどの程度発達しているのでしょうか?-


『だいたい地球でゆうところの中世暗黒時代ですかね?魔法と錬金術が存在するので一部発達している部分もありますが。』

 その後も弾幕や俺も質問をしたがさして有益な情報は聞き出せなかったが要約すると現地人に生まれ変わって赤ん坊からやり直している組が過半数を占めていてそのうちの1割強がすでに死んでいるらしい、生き残りが現地の成人15歳になり封印がとけ覚醒するのに合わせ今回の通達が配信されたようだ。

 生まれ変わり組は現在は睡眠中で夢の世界を介して接触しているが今後なれれば起きている状態でも戦闘中でもなければやりとりできるだろうとのことだ、今後も何回も配信してくるつもりなんだこの神達は…

 その他には希望した年齢でいきなり出現する連中もいるらしいいきなり街中に現れるわけにもいかないから拠点としてセーフハウスが与えられそこの端末から視聴中とか。

 さらにはDMダンジョンマスターをはじめとしたマスター系が一定数いるらしい俺もこの系統だが少々特殊でCMシティーマスターとゆうらしいが……

『さてそれでは今回はここまでとさせていただきますね、申し訳ありませんが私たちもいろいろと忙しいもので、皆様の一層のご活躍と御健勝を祈っておきますね。』

『うむ我がくるのは次の転生の準備が整ったときであろうから最低半年は後であるがお前達がうまくやればそもそも次の転生なぞ必要なくなるからな期待しておるぞ。』

 なんだろう面倒だからお前たちだけでなんとかしろと言われているような?

『それではみなさんごっきげんよ~う♩』

 そしてモニターからの映像がきれたなんだろうあれが神とかめんどうなことにまきこまれたもんだ。

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