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雀が来た  作者: 枯葉花
2/4

愛に召される、雀~1~

雀の話にも、磨きが、かかってきますよ。

スズちゃん。よろしくお願いします。

<1>プロローグ

みんなの目は生きている。

みんなの目は、輝いている。

その眼は、一心に、ある生き物意にそそがれていた。

雀。

いつも、ちゅんちゅん言ってる雀を、わざわざ足を止めてみる奴なんて、いないにも等しいかったのに、今は、一心に、雀を見ている。

その心境の変化はなんだ?

わざわざ自分たち(・・・・)が、助けてあげた雀が、かわいらしい寝息を立てて寝ている・・・。

愛着がわかないわけがない。

私の目は、何をとらえてる?

人の目だ。

目だ・・・・だって、私が助けたんじゃ無いんだから。


<2>愛されて

「なぁ、このタオル、重いんじゃねぇか?」

「ンなわけねぇダロ?これぐらい。」

「お前雀の事情知ってんのか?」

「しらねぇよ。さすがに。」

「おい!!お前ら!!めェ閉じかけてんの見えねェのかよ!?」

「オメェがうるさいんだケド。黙れヨ。」

などなど・・・。

男子中心に、超かわいがってます。

女子も、『カワッイ~!!』とか言ってるけど、そんなに興味なさそうだ。

とうとう目を閉じたのを見て、男子は、段ボールを探し始めた。

そんなの、教室にあるのかな?という疑問は置いといて、一生懸命だ。

「あったぞ!!」

「マジ!?」

みんなが騒いだことで、雀が目を開けた。

それに対して、男子どもは、

「あぁ~ごめんなぁ?スズ~。」

・・・ネーミングセンスは置いといて、あれ・・・?置いてるものが多いぞ?

可愛いんだけど!!男子!!名前付けるとか、猫なで声とかぁ、いつもの男子の姿からは、予想できないゼ!!

そして、見つけた段ボール箱に、『スズの家』と書いて、タオルを引き、どこから持ってきたのか、トレーを二つ置いた。

片方には、パンくず。もう片方には、水。

準備万端だ。

その、『スズの家』に動かされたのにも、気付かないように、雀・・・『スズ』は、眠っている。


可愛い。


ふっ・・・どうしちゃったんだろう?

動物は、嫌いなのに。

・・・嫌いなのに・・・。

「かっわいい~~❤なにこれェ!!拾ってきたの?可愛い!」

うん、可愛い。

同意しちゃう・・・。

もう・・・。


~2~に続く。

ちなみに、この話は、完全に、フィクションですよ?

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