魔法少女名鑑 第零編
今回は解説です読み飛ばしていただいても構いません
◯魔法少女アベレージ
ステッキ 杖型
コスチューム ロリータ(通常)
好きなもの 妹、カレーライス、猫、テニス
嫌いなもの 片付け、大人しくしていること
使用魔法『鷹』『炎』
今章の中心人物。章タイトルにもなってる
別に章タイトルの魔法少女=死では無い
今回の流れとしては
妹が誘拐される
↓
キレたコイツが探す
↓
情報屋にたどり着く
↓
契約の材料(最優の首)を不統合同盟から盗む
↓
妹の居場所を知る
↓
同盟に報復される
そもそもなぜ誘拐事件が起きたのか、あの山小屋はどうやって見つけたのかとかの理由は一応あるけど、些事な上にネタバレを含むので割愛
魔法少女には、少なくとも一つ『取り柄』の様なものを作りたかった
コイツの取り柄は
手段の選ばなさ(妹関連)
行動の大胆さ
魔法の強さ(『炎』はほぼ即死魔法。『鷹』もかなり有用。ただし、両方ともレンジがない)
勘違いされやすい(作中でルリナが考えてるほど策士ではない)
運命力の強さ
最後の運命力の強さというのは、所謂主人公補正の類。情報屋を襲撃したゴロテスからルリナが助けてくれたりしたのはこれの影響
死んだやん、って思うかもしれんが、アベレージとメジアンに関しては運命力に特殊な裁定があって、それは『物語が本格的に始まる前に必ずどちらかが死ぬ』というもの。この裁定によって死ぬことに関しては運命力はむしろマイナスに働く。ちなみにもしもレーザーでメジアン(を背負うルリナ)が死んでいれば、その後の狙撃も、あったかもしれないメタルシップの追撃も全て乗り越えて生還していた
今作はパラレルワールドありな世界観なので、機会があればアベレージが生き残りルートも見せたい(今回のルートとはまるっきり違う可能性が高い)
孤児院に二人まとめて捨てられ、その後は二人でズブズブに依存しあって生きてきたので、片割れが居なくなれば非常に不安定になり、めんどくさい。ちなみにメジアンは、アベレージが行方不明でも積極的に探さない。姉と違い消極的なので、引きこもってウジウジする。
享年14歳
◯パレード
ステッキ ピアノ型
コスチューム ロリータ(通常)
好きなもの 音楽、家族、仲間、猫科の動物、派手な攻撃
嫌いなもの 期待、我慢、大人、陰湿な攻撃
使用魔法『重力』『???』
思ったより強かったやつ。作った時は『面白い』って感じやったし、その影響でお嬢様にしてみたけど、動かしてみると本当に隙がない
ピアノの正式名称が『ピアノフォルテ』で、弱い音から強い音まで出せるという話を聞いたので、豪快にグランドピアノをぶつける系の技名には『フォルテ』とつき、逆に魔法の繊細な技巧を使う技名には『ピアノ』とつく
武術の才能が無いが故の暴力的な戦闘スタイルだが、シンプルに強い。特に大気圏近くからグランドピアノと共に落下する『メテオフォルテ』は狙いにくいが超威力
コイツの取り柄は強さ以外では情報網
作中で『同盟』の情報を得てから山小屋まで辿り着くのが異様に早い
良家の三女なので、裏にも表にもコネがある
一家からは期待されず、煙たがられている。優秀な長男、同じく優秀な長女、社交的な三女。そして、幼い頃からわがままであった次女のパレード。芸術の才能が評価されて、大量の小遣いや人材を扱えるが、両親からは放任されている
広報チーム『White』の一員で、そっち方面にもコネがある。情に厚く、我儘ではあるが、理性は一応ある。ただ、作中の様に、理性で抑えきれない怒りや悲しみだと暴走する。素のステータスはかなり貧弱。お嬢様だからね
コイツに瞬殺されたメタルシップさんは全然雑魚じゃ無い。むしろめっちゃ強い
銀騎士相手でも多分勝てる。実際、作中では一度も魔法を使っていない
逆に言えば、相手に魔法を使わせず、瞬殺できるのがコイツ。強い
明確な弱点として、巨大なステッキは持ち運びにくい
『飛行』の魔法効果が適用されるのは自分のステッキだけなので盗み難くはあるが、それでもピアノの元まで移動しなければ変身すら出来ない