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初恋

小学生からの実際にあった恋愛話。自分と当てはめながら読んでみて

いつも通りの朝だった。朝起きてギリギリまでダラダラして、ランドセルを背負って走って家を出る。通勤の途中であろうゆっくり歩く大人の間を駆け抜けながら学校へ向かう。でも、いつもより5分ぐらい早く学校についていた。どうやら一回も信号にに捕まらなかったのがよかったらしい。時計を見て安心して自分の席に向かう。荷物を整理していると、「あれ、今日は早いんだね。珍しいじゃん。」頭の上から声が降ってきた。美希だ。一年生の頃から毎回同じクラスで、席が隣になる確率もなぜか高いように感じる女の子。最初の頃は本当にただの友達だった。学級委員を一緒にやったり、本当に頼りになる相棒のような存在だった。自分が美希のことを好きだと気づいたのは確か小学5年生の頃。それまでは、美希のことが好きだったかもしれないけれど、友達との違いがよくわからなかった。しかし小学5年生にもなれば話は違う。周りもちらほらと彼女を作り始める時期である。そうやって友達の彼女自慢を聞いている時に、自分の中で当てはめるのはいつも美希だった。他にも女友達は多くいたはずだが、なぜかいつも美希が頭に浮かぶようになった。多分それが恋なんだろう。きっかけはないがいつしかそう思うようになっていた。自分の気持ちに気づいてから美希に夢中になるのはあっという間だった。何かと理由をつけて一緒に帰るし、委員会も同じにした。休み時間も、自分でそうしようと思っているつもりはないのだが、美希と話したり瑞希がいるグループと遊んだりしていた。この物語は、そんな初恋の一部始終をまとめたものである。


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