リーガル・フィロソフィア
2083年4月、わけあって自身の弁護士事務所を設立して、粛々と依頼をこなしていたその矢先、弁護士東雲はある日、過失運転致死の容疑で裁判となった槇島グループ会長の槇島玲作の弁護を担当することとなった。しかしながら検察の求刑である禁錮8年の前に結局敗訴してしまう。槇島は自身の同級生であった目暮を新たな弁護士に立てて控訴し、東雲は見切りをつけられてしまう。自分は向いていないのだと弁護士を諦めようとしたが、偶然幼馴染の楠木優と出会う。年の離れた2人はどのようにしてこのイカれた世界を生き抜くのか。