龍を背負いし侍
時は、戦後の昭和……
1人の男の黙示録である。
1人の少女が雨降る中走ってる。
男性A「はっはっは…………」
男性B「おいおい、待てよ……!」
少女「きゃ!」
男性二人が少女の腕を捕まえ。
男性A「やっと、捉えたぜ!!」
男性B「全く疲れさせるようなことさせやがって!!」
(少女は男2人を睨む)
男性A「なんだぁ……?このクソガキ!!」
男性Aは、少々の顔を殴り
男性B「おい!傷つけるなと、ボスから言われてるだろう!」
男性A「だけどよ、兄貴!」
少女は、じたばたしてて、暴れてる
少女「離して!!誰が助けて!!」
???「おいおい……少女1人に男ふたりはちぃっと、酷じゃないかい?」
男性B「なんだぁ?てめぇは?」
???「人に尋ねる時は自分から名乗れって、言われなかったのか?」
男性B「うるせぇ!!」
男性Bは、殴ってきた。
???「おっと、野蛮だねぇ………? 殴ってきたからには殴り返されても文句言えないなぁ?」
男性B「だから、どうだってんだ!」
???「ふっ!」
男の拳が、男性Bの顔を直撃し、男性Bは、倒れる
男性B「ふぎゃ!」
男性A「お、おい!大丈夫か!」
男性Bは気を失ってて、倒れてる
男性A「てめぇ!許さねえ!」
男性Aは、懐から、折りたたみナイフを取り出す
ナイフがキラッと輝く。
男性A「へへっ……これが怖いだろ!今なら謝れば半殺しで、許してやるよ!」
???「はぁ……武器出したと言うなら、こっちも手加減出来ないねぇ……!」
男の雰囲気が、変わった。
男性A「な……なんだぁ?こ、こいつ……!いきなり雰囲気が……!」
???「おじさん……あんまり本気出したくないんだけどねぇ……武器を出した、あんたが悪いんだからねぇ……?」
男性A「う……うるせぇ!!」
ナイフが男に襲いかかる。
???「はぁ……しゃらくせぇ!!」
男が蹴り上げた途端、ナイフが音をたてて折れた
男性A「はぁ!?ナイフが!……」
???「とりあえず、終わらせて貰うよ!」
男が放った蹴りが男性Aの顔に直撃して、大きな音をたてて、倒れ込んだ。
???「ふぅ~、終わりかい……あっけないねぇ……」
男は懐から、タバコを出し、火をつけ、吸う。
???「ぷはぁ……美味いねえ……。大丈夫かい?お嬢ちゃん?」
少女「ええ……何とか、助かりましたわ。ありがとうございます」
???「いいんだよぉ……じゃ、おじさんはここで退散としますかね。」
少女「お待ちになって!お名前を教えてください!お礼を……」
???「あ〜、いいの、いいの。」
少女「それじゃ……」
???「そこまで言うなら教えてあげようかね、おじさんの名前は」
龍也「龍也って言うんさ。」