保育現場、人材不足の解消を早急に!
保育士の問題行為を深堀りすると現場の抱える問題が浮び上る。
ハードな労働環境に伴う待遇への不満は保育士不足を生じさせ、更には少子化現代において待機児童問題へも波及する。
厚労省の調べでは、保育士資格の有るハローワーク求職者の約半数が、責任の重さや事故への不安と共に、前記の理由で保育士への就業を希望していないという調査結果が、何年も前から表れている。ちなみに就業を希望しない理由が解消されれば、半数以上が保育士を希望するといったデータも同時に出ている。
苦労やストレスは切離せない現場であっても園児への対応は適切でなければならないが、保育士とて生活を抱える一市民。その人間が、未就学児という人の形成で一番大切な時期に携わるという重要性を、政府、国会議員の皆様は肝に銘じていただきたい。
人の生活に根付く問題こそ速やかに取組むべき。早急の改善を願いたい。