無題
整理していたら、転がっていたので一応更新しておきます!
何年間空いてるんだという感じですが、どうか寛大な心で読んでいただければ嬉しいです><
「THEビーンズって…」
「あぁ、哉が思い浮べてるのがTHEビーンズであってると思うぞ。」
快は黙々と歩き俺もその後に続いた。
「でもさ、あの…THEビーンズってあれ…噂、だろ?」
そう、少なくとも俺が知ってるTHEビーンズは一種の都市伝説か若しくは学校の七不思議と同じようにカテゴリーされている。
つまりは、人の噂や勘違いが人と人を介す事により、話が膨張する事。 逆に言えばそうとしか考えられないとも言える。
「哉、THEビーンズの噂…どんなの知ってるんだ?」
前方を歩く快に置いて行かれないよう、その質問の答えに暫し考えを巡らせる。「どんな、って…」
THEビーンズについては色々な噂がある。
どれもこれも、この学校ならではというか何というか現実味がないと思うものばかりだ。
「町をひとつ丸々消したとか、全長25メートルの巨大な生物がパラパラを踊ったとか、ツチノコ飼ってるとか…」
出せばゴロゴロ出てくるTHEビーンズの噂に前方の快は何故か肩を震わせ、くつくつと笑っていた。
「なっ! お、お前が言えって言ったのに笑うなよ!」
そう言えば、快はごめんごめんと目尻の涙を拭いながら続けた。
「いや、俺知り合いだから、その…確かになーってな。」
はははと笑う快の言動に、えっと驚き快の隣に並んだ。
「いやだからさ、町一個消滅とかアレだよちょっと膨張してるとかな?」
「ちょっと? …なら、実際は! 実際のTHEビーンズはどうしたんだよ?」
「いや、哉?お前そもそも認識が間違ってるかもしれないぞ…THEビーンズはチーム名。ひとりじゃないんだよ。で、Mr.ジープこの人に会いに行くんだけど、この人はチームの副リーダー。」
チーム名?
なるほど…なら合点が、いくわけなかったがこれ以上掘り下げても仕方ない気がしたので、とりあえず「ふーん。」とだけ答え、快と共に進んだ。
短すぎですよね、分かりますorz
読んでいただきありがとうございました!
こちらに関しては、もし読みたいと言ってくださる方がいれば更新をしようと思います。