呼び出し
「生徒の呼び出しをお知らせします。えっと…クラスjの哉くんと、快くんはすぐに校長室まで来てください。繰り返します。」
食堂塔から出てすぐにかかった放送がこれであった。
今までわいわいしていた俺たちも、さすがに何故呼ばれたのかの理由に心当たりがないわけではいから気まずい。
というか、確実に昨日の件だろうな…。
自分で言っておいてアレだが、「かくれんぼ」はないだろ。
哉「仕方ない、なー」
快「あぁ。けどなんで校長室なんだろうな?説教室かと思った。呼ばれるならな!」
さ「そうだね…うーん。分かんないけど、とりあえず行けば分かるんじゃないかなぁ?」
確かに。
ここから校長室へはそんなに遠くないとはいえ、さすがに校長を待たせるのはよろしくないよな。
哉「それもそうか。じゃ、行きますかー」
快「おー。」
さ「あ、私も途中まで行くよ!」
で。
校長室前ーーーーーーー。
さ「わたし、ここにいるね。」
快「あぁ。遅かったら先に授業行けよ?」
さ「大丈夫!今日は二時限目からだから。」
哉「ノックするぞー」
トントン
戸を叩くと、中から入れ、と声がした。
…よし。
哉「じゃあ、行って来るな!」
さ「行ってらっしゃい!」
快「失礼しまーす」
中には校長とむらっち。 あと、むらっちの腐れ縁の…名前忘れたけど、そいつ、あと女の先生がいた。
やっぱり、説教室なんかより威圧感がすごいな。
哉「えっと…用件は…」
!!!!
ま、まさか退学とかはない、よ、な…
哉「(か、快、)」
俺は隣の快に小さく声をかけた。
むろん、顔は正面のままで。
快「(あ?どーした。)」
哉「(ま、まさかとは思うけど、退学なんて…)」
快「(…。俺もさ、実はこんなに先生がいるのおかしいと思ってたんだよ。)」
哉「(え、じゃ、じゃあ…)」
快「(…まぁ、ウン…)」
まさかまさかの…退学!?
い、いやだぁぁあ
校長「哉くんと、快くん、でしたね。」
哉・快「は、はい!」
思わず二人の声がハモル。
校長「その様子だと、昨夜の一件で呼ばれた事は分かっているようですね、、生徒が教師に嘘をつく、というのはこの学校ではあまりよろしくない事なのですよ。」
哉「は、い…」
や、やっぱり…
校長「しかしながら、今回は職員会議の結果その件については無罪放免、ということが決りました。」
哉・快「!!」
校長「しかし。生徒のみの勝手な振る舞いや、今までの貴方がたの行動には目をつむるわけには行きません。」
哉「え、」
校長「よって。二人には罰として…」
快「ば、罰として…?」
休学?謹慎?それとも、べつの…
校長「クラスを移ってもらいます。」
…
……
………
哉「え、それだけ…ですか?」
校長「えぇ。クラスはstクラスに入ってもらいます。」
STクラス…
哉「あの…STクラスなんて…この学校にあるんですか…?」
この学校はアルファベットのA〜Zのクラスしかなかったはず…
校長「えぇ、ありますよ。しかし、一般生徒には隠しています。極秘ですからね。」
快・哉「はぁ。」
こうして、俺たちはSTクラスに配属されることとなったのである。
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