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《日常》の始まり

次の日、朝日が差し込む光で目が覚めた。 


寮は2人一部屋で使っていて(例外あり)、俺と快の2人で使っており、部屋には二段ベットと勉強机が2つに、小さな机や、ほかはタンス等…必要最低限のものが置いてある。 

マンガとか、TVとかはまた別の部屋にまとめて置いてある部屋があり、寮全員が使える。 


俺は二段ベットの二階を使っていて、大抵一階で寝ている快がいつも起こしに来る。 


でも、今日は俺の方が早いようだ。 

階段を降りたら一階で快がまだ寝ていた。 


ぐーがー煩い寝息。 


哉「うるさ。」 


時計を見れば、まだまだいつも起きる時間より早い。ということは、まだ朝飯はないな。 


ぐー… 


昨日からそう言えば何も食べてなかったな。 


ぐー… 


ん?今のは俺の腹の音じゃないぞ。 


ぐ、ぐー…がーッぐーがー 

快、のか。 

器用だな、寝息と腹の音が一緒に鳴ってる。 


哉「…ぷっ。はは。」


快「笑うな…」


起きたか。 


哉「わりぃ、わりぃ。でも、はは、あれ?でも何で起きたんだよ?何時もより早いぜ?」


快「それ言うならお前もだろ。寧ろ俺はお前がこの時間に起きてるのが不思議だよ。」


哉「そりゃ、お前、腹減ってるもん。」


快「俺もだよ、ばーか。」

《ぐー!!》


2人の腹の音が一斉に鳴った。 


快「いま、」

哉「あ、ああ…腹の、音…」

ぶっ 


ははは!! 


2人の笑い声が響く。 


隣からうるせぇ!!と苦情が来ても、おさまる事のない笑い声。 


哉「朝飯まだかな。」

快「がっつり食いたいな。」

哉「朝から?」

快「もっちろん!!」



また、いつもの日々が始まる。 


こんなに安心した朝は初めてだ。 


あぁ、鳥の声がうるさい。腹の音もうるさい。 

隣もうるさい。 


でも、すべての《音》が日常を知らせてくれる。 


さぁ、1日の始まりだ。

読んでいただきありがとうございました! 

久しぶりの更新ですが、いかがでしたか? 

丁寧に、をモットーに書かせていただきました!! 

どうですか?変わりませんか?(苦笑) 


感想など、なんでも嬉しいです!良ければ下さいね!

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