第一話・不明
さて。
担任サマから逃げた俺たちが降りた場所は、なんのことはない。
ただの運動場だった。
「っと。快〜…もういいぞ」記念すべき、6勝目!
気分は爽快!気分上々!
ばっと振り向けば、
気分悪そうに真っ青な顔をした快がいた。
「?どうした?」
と聞けば、きっ!と睨まれ、
「っざけんな!おま、おまえはいいかもだけどな!俺は瞬間移動は苦手だと、あれほどッ……!」
あ〜…なんかそうらしい。俺自身は…特に何も感じないんだけど…
「あ〜…でも、あれさぁ、担任の…見た?太陽玉。」
「…。まぁ、…え?太陽…まじ?生徒に?」
「まじだ。」
「…ありがとな(ぼそ)」
「いや、こっちこそ、さんきゅーな、助かった…」
「おぅ。」
「戻るか…」
だな、と、また校舎にむかって歩きだした。
ーここは、“都立”だ。だから、都内の不思議能力の持ち主、または、素質があるものの、大体〜25歳までの人たちが通う学校だ。全寮制で、基本、親は干渉できない。
隣を歩く、こいつは、ここで知り合った友人の1人だ。
能力は、Level・5。
ここの学園内では、10の指に入る。(コレって、割とすごい)
そして、俺は…なんと、“不明”
…
ここの、能力測定は学園に入る前に測る。機械で。
Level・Sまで測れる…らしいけど…
不明。
…機械、おかしいんじゃね?と、思ったことはそれこそ、何度もあった。
測れないほど微弱なのでは?と、今では勝手に決められているし、俺自身もそう思っている。
それより上?
はっ
ないない((爆)
読んでいただきありがとうございました!評価、感想やら、、コメントなどありましたらどしどし書いてください!心のガソリンになります!!! ありがとうございました!