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秋の桜子詩集

飛び立つ大空 青い色

作者: 秋の桜子

友に捧げる旅立ちの、一遍。

狭い鳥かご小鳥が一羽

異国の国の小鳥が一羽 


ぴぴぴチチチと詩歌う



緑深いある森で


産まれて育った一羽の小鳥

珍しい色した 綺麗な小鳥


ヒトに出会ってしまったら

たちまち見世物 売り物さ


小鳥は隠れて暮らしてた

広い空を飛びたいと

思いながらも 森の木の中陰の中


ぴぴぴチチチと 声を殺して鳴いていた




ある日ある時ある場所で


小鳥は見つかり 捕まる


優しく優しく いだかれる


旅する魔法使いの手の中に




知らない世界ヘ旅しよう

知らない世界を見て歩こう




狭い鳥かご小鳥が一羽

異国の国の小鳥が一羽

 


ぴぴぴチチチと詩歌う

 


魔法使いは小鳥に渡す

ヒトの言葉が分かるよう 

魔法の欠片をヒトカケ渡す


チチチぴぴぴとさえずる小鳥

欠片をヒトカケついばんだ


世界を見知ってごらんよと

裏も表も 光も闇も



全て みぃんな見てご覧

全て みぃんな聴くのだよ



狭い鳥かご小鳥が一羽

異国の国の小鳥が一羽


ぴぴぴチチチと詩歌う 



小鳥はそこから世界を見たよ 

小鳥はそこから言葉を聞いた 


いろんな事を見ていたよ

いろんな言葉を覚えたよ


白くて黒くてねずみ色

熱くて冷たく生ぬるい

守れば刺される踏みつける


拾って落として差し伸べる

キラキラピカピカ輝けば

泥水ぬるぬるぬかるんで


雨がざんざん叩きつけ

カミナリゴロゴロ空嵐

 

北風びゅうヒュウ吹き荒れて

雪がごおごお 原から昇り空へとあがる 



狭い鳥かご小鳥が一羽

異国の国の小鳥が一羽


ぴぴぴチチチと詩歌う 



みんなみんな 覚えたか

裏も表も黒白も

お前はみんな覚えたか


お前は もうヒトに出会っても大丈夫?


魔法使いは問いかけた


小鳥は頭をふりふり


羽根をパタパタはばたかせ

チチチぴぴぴと答えを返す



空を見上げる蒼い空

白い雲が流れてる


太陽キラキラ輝いて

コバルト ピラピラふりまいた

 


カタンと扉が開かれた



小鳥は大空羽ばたいた



そこは自由が溢れてる

そこは危険も溢れてる


そこは何もないけれど

そこしか見えない空がある

 


小鳥は大空飛んで行く



青い空を飛んで行く

 


力を強く羽ばたいて

 

澄んだ風に羽根のせて



飛び立つ世界 空の蒼 


人が指差す青い空


天から光が溢れる様


綺麗な声が降り注ぐ


倒れた旅人 声を聴き


泣いてる大人も声を聴き  


怒って諦め泣く子供


未来を忘れた子供達 それを聴く



ぴぴぴチチチと詩歌う、青空高く詩歌う



倒れた旅人 ゆるりと立って


大人は 優しく笑顔をみせて


子供は きらきら笑い出す


夢と未来を話し出す。

 



大空飛んでく小鳥が一羽

異国の国の小鳥が一羽

 

流れる風に羽根のせて



ぴぴぴチチチと詩歌う



















































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― 新着の感想 ―
[良い点] >そこは何もないけれど そこしか見えない空がある これがとても好きです。 知識と経験を得てもまだ先には、怖さも好奇心もあって…… 小鳥さんに幸あれ!
[一言] 少し寂しくなりまする
[一言] 小鳥の旅の無事を願うばかりであります(*´ω`) 佐々木 龍
2019/06/18 18:23 退会済み
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