表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

のんびり日常過ごします。



初めての作品になります!

文章も作品の構成もぐちゃぐちゃですがよろしければご覧ください。


アドバイスなどくださると嬉しいです!

  〜1章〜

  『俺と朝』


 ジリリリリリリリ!!!

 朝を告げる目覚まし時計が高らかに鳴り響く。


 ジリリリリリリリ!!!……バン!!


「……うるさい…」

 薄暗闇の部屋は必要最低限の生活用品しかない殺風景なもので部屋の中央に敷かれた布団の中から目覚まし時計を乱暴に止める腕が伸びた。


「もう朝か…眩しい…」

 布団から顔を出したその部屋の住人はカーテンの隙間から射す日の光に苦悶の表情を見せた。


 部屋の住人、如月皐月(きさらぎさつき)は朝に弱い。


「……もう一眠りしよう…」

 繰り返す、如月皐月は朝に弱い。


 ……

 ……

 ……

 コォケコッコォー

 近所に住む老夫婦が飼ってる鶏が鳴く。


「うぅん、……二度寝すると頭痛くなる……」


 布団から顔をだし時計を見る皐月。鶏が鳴いていたことから朝だと思っていた皐月は自分が見たものを疑った。


 時刻:10:23


「鶏でも寝坊ってするのな」

 

如月皐月、18歳

 職業、学生

 目にかかるほど長くボサボサの黒髪

 身長160センチ、体重51キロ


 身支度を整えた(パジャマを脱ぎ制服を着ただけ)皐月は殺風景な部屋で一際目を引く大きな仏壇の前に正座し、目をつむり手を合わせた。


「父さん、母さん、おはよう。新学期早々遅刻……学校めんどい……行ってきます」


 桜舞う季節、4月1日、18歳の誕生日を迎えると同時に高校三年生に進級した新学期を盛大な遅刻で飾る如月皐月であった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ