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神にも見えざる手  作者: ナウカ・ボリセンコ
1/2

プロローグ

はじめまして。これが初投稿となります。


乱文、稚拙な文章とは思いますが、良くも悪くも評価していただけると幸いです。


   暗闇がある中、神は光を作り、昼と闇が出来た。


   神は天をつくった。


   神は大地を作り、海が生まれ、地に植物をはえさせた。


   神は太陽と月と星をつくった。


   神は魚と鳥をつくった。


   神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくった。


   ここで神は休んでしまったが、神は気づかなかった。自分がつくったものにある欠陥が存在していたことに…



-------------


   薄暗く、居心地の非常に悪いところで、さらに耳触りが絶妙に悪いイヤホンで耳を塞ぎながら、ボクはよくわかりもしない映画をぼうっと観ていた。映画では、刀を背負った怪しい赤タイツの男が何かよくわからないことを言いながら、人を愉快に殺していた。すると映画が突然停止した。



『(ポーン)(現在、気流の乱れたところを飛行しております。座席にてシートベルトを着用してください。)』



   アナウンスがお決まりのフレーズをよどみなく復唱していた。ボクはいま国際線の飛行機に乗っている。CAが乗客たちにシートベルトをつけるように催促していたが、ボクは基本的に着席しているときはシートベルトをしているので、特に気にとめることなく映画を観続けていた。



   しかし、それは唐突に起こった。機体が一瞬大きく上昇したかと思ったら、突然バランスが崩れ、まさに垂直といっていいくらいの角度で急降下した。



   乗客たちやCAはパニックであわてることも許されぬまま、飛行機とともにかけがえのない命を散らせてしまった。もちろんその乗客たちの中にボクも含まれるはずだった。



   しかし、何の因果かボクはこの後、木造の小さな家で目を覚ますこととなった。


次回は6月7日に投稿します。

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