3話:過去ー健の怪我ー
皆さん、久しぶりです!
声劇の方中心になっておりました。
基本千鶴目線で書いております。
少し3話から書き換えてみました。
「俺、病院に担ぎ込まれてる間のクラスの様子も気になるし、ここにいるわ」
皆が病院に行こうとしていたが、津本は断った。
「わかった。」
そして私達3人は病院へ向かった。
ー病院
私達が着いた頃には治療の最中であった。
「こんな大それた怪我だったとは思わなかった・・・。
広田の場合、学校にいてしかも加害者。
「あの場で病院に行ったの確か、津本本人と先生ぐらいじゃなかったっけ?」
忘れたけど、確かテスト前かなんかで誰も付いて行けなかった。
「あの後俺がどんだけ攻められ、怒られ、
そして健の家に謝りに行ったことか・・・」
「そりゃ自業自得じゃん」
その通りである。
「でもさ、それでよく仲良く出来てるよねと津本には吃驚してる」
あんな怪我させられたんだから、そりゃそうである。
元々仲は良かったみたいだけど、絶交レベルだろう。
私がもし真帆に同じことされたら同じである。
「俺も不思議だったんだよ・・・
アイツ、俺が謝罪に行った翌日に『おはよう』って、爽やかな笑顔で・・・
はは、体は怪我してるのにな」
津本はそういうところがある。
「あ、治療終わったみたい」
津本が出てきた。
「津本、大丈夫?」
「はい。大丈夫です」
呆然とした顔である。
「はあ・・・俺なんか見てらんねぇわ・・・
翌々日にあんな笑顔で挨拶してきたのに、
まさか・・・」
「帰ったらちゃんと謝るんだよ?」
仲直りはしたものの、真実を知ったんだからね。
「おうよ・・・」
3話 完ー
次回は健目線で書いてみようと思います。