2話:過去ー健と鷹人のケンカー
峰田千鶴
近藤真帆
津本健
広田鷹人
本原茜[故人]
大人になった4人(中学の同級生)の物語です。
内、千鶴と健、真帆と鷹人は小学校も一緒です。
タイムスリップした過程で、昔の中学校の中庭にいます。
基本千鶴視点。
「いったい・・・ここはどこ?」
中学校にいたはずなのに雰囲気がどこか違う。
すると遠くから・・・
「ふざけんなよ!」
と上の方から怒鳴り声が聞こえる。
「え?何事?!」
ーバリーンー
きゃあああああああ!
津本おおおおおお!
広田てめぇ、何してんだよ!!
と上から聞こえる。
「俺、何か身に覚えがあるんだが・・・」
と健。
「健、俺もだ・・・しかも広田って言ってやがる・・・」
津本と広田がケンカしたのって確か中学の時だよね?
ーバタバタバタバタ...
「先生!!!!!!!!!」
よく見てみると見覚えがある。
「え?あれって茜と?」
「峰田だよな?」
と2人の後を追ってみる。
「ハアハア・・・先生・・・広田と津本が・・・」
「さっき凄い音したが、俺のクラスか?!」
3人で教室に向かったので、後を追って走る。
そこには血を流した津本とそれを見て立ち竦む広田がいた。
「あれって、私覚えてる・・・間近で見てパニクってたら茜と千鶴が先生呼びに行ったんだっけ」
と真帆。
あれ?ってことは・・・
「まさかとは思うけど、これって過去の世界?」
先生に担がれて津本が連れて行かれた。
「アハハ・・・俺、呆然としてやがる・・・」
と広田。
「アハハ・・・じゃねぇだろ。アハハ・・・じゃ」
とりあえずこの後の世界も気になるから着いていくことにした。
ー2話完。
次回は健の後についていった大人の千鶴達。
2人の運命は?そして、茜って何者?
次回 第3話:過去ー健の怪我ー