明日の朝にさようなら
もう明日がやってくることはないよね……
暗い部屋にはスマホの画面だけが光っている
失敗続きの一週間
やりたいことも期限切れ
何も残らないのに、死体は残るなんて残酷だ
捨てるなら全てを消したい
私が使ったものなんて泡になればいいのに
私が映った写真なんてファイルごと壊れればいいのに
触れたものは消えて、書いたものは散って
産み落とした苦しみなんてなければよかったのだ
大変な思いに対して、私は何も返さないまま逃げようとする
もはや卑怯者でもない
そう、向き合わないことに関しては勇気も度胸もある
くだらないくだらない人間じゃ、朝を迎えられない
読んでいただきありがとうございます。
暗い気持ちも書いてみたら、流されたり流されなかったり……