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病院

病院前の正門ではバリケードや監視役と思われる人が軽い武装をして警備していた。そしてバスは病院の駐車場らしき所へ入り、一同はバスの外に出るように促された


タクト 「ここからはここの支配人の広瀬さんに説明してもらうから、ちゃんと聞いて動けよー」

広瀬 「この病院の支配人の広瀬です。この病院は昨日、偶然居合わせた消防士さんや警察の方々によって、病院内の奴らを全部掃討して一時的にですが仮の避難所として機能しております。皆さんにはこれから部屋の割り当てと係についての紙を見ていただきます」


一同は建物内に入る。バリケードが出来てるのは正面の正門のとこだけなのだろうか、後ろはスカスカなように感じる。まあ山だしまだ1日しか経過してないからしょうがないのかもしれない


広瀬 「部屋は6人事に使っていただきます。そして係についてですが、4つほどあり、各々で参加出来るものに参加してもらいます。電気は山にあるソーラーパネルから引いていて、ガスは使わず電気を使う電子コンロを使用しています。また、水は山から沸いたものを浄水して使用しています。食べ物等は当分は持つと思います。」

凛 「さすが、中央病院だな、」

ズエ 「俺らはこの201号室行こうぜ、男女別だから俺と、凛と未知斗と風哉と界人と舞沙でいけるか!」

未知斗 「そうだな、」

風哉 「この係ってやつ何行く?」

係は全部で

・正面の正門の警備

・サイドや裏側のバリケード制作の手伝い

・料理の制作

・救出チーム


舞沙 「なんだ?この救出チームって他のは結構分かるんだが」

広瀬 「〘救出チーム〙というのは、籠城をしている他の場所に救出しに行くチームのことです。基本は消防士さんや警察の方が行きますが、一般の方からも傷の手当をしたり、物を運搬する人員が必要なので、、、でも高校生の皆さんは辞めた方がいいですね、」

界人 「おれ、これいくわ」

ユキ 「やめときなって、、」

界人 「どうせ、他の器用なやつできなさそうだし」

舞沙 「まじかよ」

凛 「てか、よくここまで無事にたどり着いたよな、2人とも」

舞沙 「うん?、まぁ、たどり着いたというより、、、」

界人 「周りに逃げてる人がいないか周囲を探索してたタクトさんがいたから、すがったって方が正しいな。」

ズエ 「だからあんなに速かったのか」

松田さん 「私は料理行こっかな」

ユキ 「私もそうしよー、力仕事は足でまといになりそうだし」

凛 「俺は正門の警備かなー、」

未知斗 「俺も」

風哉 「俺はバリケード行くわ」

舞沙 「俺もバリケードかな、さすまたの使い方わからん」

ズエ 「んー、んー、どうしよ、」

界人 「一緒に来るか?」

ズエ 「それはやめとく。俺もバリケードかなぁ」

広瀬 「6時に晩御飯ができるのでその時間になったら食堂に来てください。その際に4つの係の詳しい説明もさせてもらいます。それまで各々の部屋でお休み下さい」


俺ら6人(風哉、未知斗、凛、ズエ、舞沙、界人)は女子組のユキや松田さんと後で会うことを決めて自分たちの201号室に入った。


ズエ 「疲れたな、、」

風哉 「うん」

沈黙が流れる、、、時刻は1時をまわっていた

それもそうだ、朝は恐怖から目覚めて午前中は緊張の連続に神経を削りながら進んだんだ。みんな一旦落ち着いくと、今度は家族のことや倒れた友達のことで彼らの頭を悩ませる。


凛 「俺ら昼ごはんも朝ごはんもまだなんだよな、、」

未知斗 「一応、下で配布されてたおにぎりは持ってきたけど」

舞沙 「食う気になんねーな」

界人 「それな、、、」

ズエ 「なぁ、、、見ろよ、、」

他の5人は不思議に思いながらもズエに言われ通り窓の近くに行ってその景色を見た。


未知斗 「うっ、、」

そこに映っていたのは中央駅の近くからは黒い煙や下に赤い炎のせいで、いつもとは違う千十が映し出されていた。離れているここから見ても地獄なのだろうということが余裕で思い浮かべられる。それを抜きにしても千十はもう元には戻らないんだろうなという絶望が彼らを襲う。


風哉 「ここにいる人以外に生きてる人なんているのかな」

凛 「俺らが現に生きてたろ。あの地獄の中でここまで歩いてきたんだ、半分車の中だったが、、」

ズエ 「てか、なんで警察とか消防士が偶然ここに居合わせたんだろうな」

未知斗 「あー、それさっき先輩達が話してるの聞いたんだけど、倒れた人を大きいホールに1箇所に運んだからTになっても制圧がしやすかったらしい。それでネットがまだ繋がってる時にニュースで、千十内だけで起こってるって知ったらしい。んで、ここを安全化させバリケードを簡単に作って避難場所として発表したらしい。それを伊達先輩はキャッチして行こうってことになったらしい」

舞沙 「あとで、伊達先輩達にお礼言いに行かないとな」

各々、携帯を充電しつつ、夕方まで仮眠をとる事にした


夕方


風哉 凛 未知斗 ズエ 界人 舞沙 ユキ 松田さん

「ほんとにありがとうございました!!」

産田先輩 「お礼ならこの隣で照れてる伊達くんに言ってー笑。彼のおかげで私たちが生きてるんだから。私だって最初はあたふたしてたのに職員室に行こうと行動したの伊達くんだけなのよ?笑」

伊達先輩 「俺だって職員室行った時びっくりしたさ、先生達もあたふたしてたからな、そしたら急に暴れ出すし、鍵だけぶんどって戻ったけど、、、それにしてもお前らもよく俺らと籠城する気になったよな、他の人は校外に逃げ出したというのに、、、」

産田先輩 「それに、ここで終わりじゃない。これから係について話があるみたいだけど、、、明日からはみんな別々だからねー、、」

凛 「先輩、、ひとつ聞きたいのですが、」

伊達先輩 「?、、、なんだ?」

凛 「なんで先輩達は奴らのことTって呼んでるんですか?」

伊達先輩 「あー、なんだ、そんなことか、、、」

産田先輩 「感染、、つまりインフェクションのTから持ってきてるのよ」

伊達先輩 「T〘てぃー〙が一番発音しやすかったしな」

凛 「そうだったんですね、わかりましたー」

そして夕食の時間。当たり前だがあまり量は多くなかった。

パンと軽いサラダ、、干し肉のようなものがついていた。


広瀬 「では、明日からの〘係〙について軽く説明しますね。

まず 正門の警備をする係です。これはさすまたや多少距離をとって奴らを制圧できる物を持ってもらって、正門で奴らを止める。もしくは捕獲することが目的です。もう初日の夕方の時点でほとんど来てませんが、、、

次にバリケードの制作の手伝いです。これは病院の横側や後ろ側、つまり山に接している部分の補強です。今は正門からしか確認されてませんが、いつどこに現れるかわかりません。その為のバリケードを制作します。

次に料理制作係です。これは朝昼夜のご飯の支度や用意をします。料理と言っても人数分に分ける程度ですが、、、

最後に救出チームです。これは主に学校や他の施設で籠城してる所に救出しに行くチームのことです。正直あまり一般人の協力は得がたいのが事実ですが、やることは傷の手当や物の運搬などで、はっきり言って雑用と言っても過言ではありません。救助じたいは消防士さんや警察の方にやってもらいます。それでは軽く紹介します。消防士のタクトさんと警察官の上野さんです。」

タクト 「ご紹介にあがりました。千十消防署の責任者であり隊長であるタクトです。ここの正門の警備やバリケードの制作の責任者としてみなさんと関わることになると思います。よろしくお願いいたします」

上野 「私は千十警察署の取締役です。救出チームの隊長として指揮を任されております。よろしくお願いいたします」

拍手が鳴り響いた。


ユキ 「すごい、まだTが出てから2日目なのに、、もうこの段階なんだね」

松田さん 「外部はなにしてるんだろうね、」

もうこの時点でほとんどの携帯やパソコンはネットに繋がらなくなっていた。電波塔かなにかがやられたのかもしれない。その日の夜も早めに就寝だった、次の日からみんなバラバラで会えるのは夕方から夜にかけてである。

一同は、部屋に戻った。歯磨きをしベットを敷いく。


凛 「今日1日長かったな、」

未知斗 「そうだな」

界人 「明日はもっと長くなるぞ」

舞沙 「俺らバリケード係は駐車場集合だって」

風哉&ズエ 「OKー」

未知斗 「俺らは正門前だと」

凛 「ういー」

界人 「俺ら、食堂でなんか早速会議するらしい笑。近くの小学校まず救出しに行くんだとよ。」

舞沙 「そっかー、がんばれよ」

ズエ 「そろそろ寝るか」

風哉 「電気消すなー」


一方、女子部屋は


松田さん 「産田先輩すみません、私達なんかと一緒の部屋で」

産田先輩 「いいのよー全然笑。女子は少ないんだから」

ユキ 「私達はみんな料理係ですよね?」

松田さん 「うん!」

産田先輩 「たしか朝ごはんの支度さっそくやるらしいから朝から食堂集合だってー」

ユキ 「救助くるまで頑張りましょう!!」


一同は翌朝の為に早めに眠りについた。


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