#6 ドラゴンクエスト 素晴らしいゲーム(?)の数々1
前回はぱんぞう屋ハイパーについて書いてみた。
今回は、日本で最も、というと知らない人からクレームがきそうだが、かなり多くの人がご存じだろう。ドラゴンクエスト関連のゲームについて書いていきたいと思う。
ドラゴンクエストとは、ゲームデザイナーの堀井雄二氏が中心となって作られているRPGである。日本国内においてはシリーズ累計出荷台数が8000万本を超えるメガヒットタイトルである。
詳しく書き始める前に、私が記憶している中で最も古い、「PCで遊べた」ドラゴンクエストについて少し書いておきたい。ただ、タイトルも覚えておらず、IPアドレスなどというものの存在をそもそも知らなかった頃の私にそのサイトについて調べるすべはもう残っていないので、もし少しでも知っている人がいれば情報が欲しい、と言ったほうが正しい。
感覚としてはディズニー・マジックキャッスルの「マジックキャッスル」部分のみを取り上げたようなゲームになっていた。ルイーダの酒場があり、そこで仲間を集めて冒険に行く。冒険は放置で進み、一定時間たつと帰ってきて、バトルログから入手したアイテム、経験値とキャラクターのレベルアップ状況について見ることができる。
こう書くと「それモンパレじゃね?」と言われるかもしれないが、モンパレのようにストーリークエストは存在しておらず、イベントがあったかも覚えていない。小さなメダルはあったような気がする。また、このゲームはマジックキャッスルが配信終了するずっと前に配信が終了しており、モンパレとは一切時期が重ならないので、全くの別物と考えてよいだろう。
おそらく情報が集まることはないが、もしなにか手掛かりがあれば教えて欲しい。
さて、ほぼわからないゲームについてはこの辺りにしておいて、私が書いていきたいのは配信が終了しているドラゴンクエストのゲームである。
始めに、ドラゴンクエストモンスターズWANTED!について。このゲームはドラゴンクエストモンスターズシリーズの派生作品であり、過去の作品に登場したモンスター達が多数登場する。
内容は、賞金首となっているモンスターを倒したり、捕まえたりしてモンスターを増やし、配合させたりレベルを上げたりして強力なモンスターを育成するものである。私はあまりやりこんでいなかったが、きっちり毎日ログインしてコツコツ進めれば、無課金でも相当に遊べるものだったと記憶している。サービス期間もそこそこ長く、6年間サービスが継続されていた。かなり人気のあるスマホアプリだったといえるのではないだろうか。
次に、ドラゴンクエストモンスターパレードについて紹介したい。
始めに「ほとんど忘れたドラクエのPCゲーム」の話をしたが、なぜこれを引き合いに出したかというと、「一定時間冒険に行かせると、仲間を集めてくる」というモンスターのスカウト方法が混同され、そうではないかと言われることがあるからだ。実際全然違うのだが、あの情報からはそちらに向いてしまっても仕方ないとは思う。
内容としては、主人公がキャラバンマスターとなり、道中仲間になる巫女たちと世界を救う、というものである。
ストーリーについても今はスマホ版のどこパレもなくなったため、YouTube等で見たい人がいるかもしれないが、あらすじとともに紹介していく。多少のネタバレが含まれるかもしれないので、自分で見たい人はいったんブラウザバックすることをお勧めする。
夢見の王の予言によって、世界中のキャラバンマスターが「いにしえの巫女」を探して世界を巡っているそんな中、キャラバンマスターにあこがれる主人公はひょんなことからキャラバンマスターとして旅に出ることになる。
これが、Ver.1のストーリーである。途中でオンボロな王冠をかぶり古びた服を着たくたびれた老人が出てきたり、精霊が登場したりと、ドラクエの世界観がしっかり描かれていて、ファン歓喜のストーリーとなっている。なかなか難解な部分もあるが、普通に一作品としてナンバリングタイトルにリメイクしてほしい、それくらいには面白い。
また、ブラウザゲームならではのイベントも存在しており、協力してレイドボスに挑むイベントや、対人要素である闘技場でも特別ルールでの対戦があったように記憶している。
結構長い間サービスが提供されていたが、サービス開始から5年10か月後、PC版の終了、そしてどこパレは開始から5年、合わせて7年の配信期間で配信が終了した。こう考えると結構長い間サービスが提供されていたということが分かる。
どんなゲームにも終わりは来る。特に、サーバーにアップして終わり、というゲームばかりでないブラウザゲームではそれが早く終わる傾向にある。
これから先も無料で遊んでいけるゲームが、増えることを願うが、ゲーム開発にかかる費用を考えると難しいのだろう。
基本プレイ無料のオンラインゲームばかりでなく、購入してもいいからずっと、10年でも20年でも遊び続けられるゲームができて欲しいものだ。
ドラクエについてはかなり多くのゲームがあるので、一応1とナンバーを付けた。もし機会があれば、2以降も書いていくことになると思う。
今回はドラクエのゲームを二つ紹介した。
次回は、子ども向けのゲームを大量に配信していた。@niftyについて書いていきたいと思う。