#5 ぱんぞう屋
次の日に書こうと思っていましたが、忘れておりました。申し訳ありません。
昨日、ホームランダービーについて書いたところ、ありがたいことにいつもより閲覧者が増えた。
ツイッターのトレンドにも載っていたが、タグがVTuberになっていた。調べてみると、多くのVTuberがこのゲームを最後に一度プレイしようと、配信をしていたことが分かった。VTuberは結構私と似た年齢の人達が多いのだが、PCゲームをプレイするような人間が多いということも改めてよくわかり、少しうれしくなった。
さて、本日サービス終了したくまのプーさんのホームランダービーをはじめ、Flashの名作も同日終了していたわけだが、終わるゲームが多くある中、adobeがサポート終了したショックウェーブプレイヤーを作り、今でもこれからも遊べるようにしたゲームのあるページがある。
今回は、つるおかけんじ氏の漫画、みらくる☆ぱんぞうを基にしたゲームが遊べる、「ぱんぞう屋ハイパー」を紹介していきたいと思う。
小学生のころ、小学館から出版される「小学〇年生」(現在は小学1年生除き休刊、そして2年生から6年生までを対象にした小学8年生が出版されている)を長期休暇のときに買ってもらっていた私は、この作品も面白く読んでいた。
年がたち、家にインターネットにつながるパソコンが来た。その際、私は内蔵されているゲームも遊んでいたが、様々なゲームサイトを検索し、遊んでいた。そんな時にぱんぞう屋を見つけ、色々なゲームがあることを知り、長時間でも短時間でも遊べるゲームの数々にのめりこんだ。
マウス操作のみで遊べる数々のゲーム。難しい操作はなく、感覚で遊べるため、ゲームになれていない私もクリア出来たり、ハイスコアを出すことを楽しめたりした。
そんなゲームの中で、やりこみ要素が強く、レベルやステータスの概念のある一つが、「ぷにぷにの星」である。
これは、全てマウスで操作できるゲームとなっている。ぱんぞうシリーズに登場する「ぷにぷに」という生き物に、クリック、ダブルクリックやドラッグなど、マウスの基本操作で技の指示を出し、ほかのぷにぷにとバトルするという内容だ。
パラメータは攻撃力、防御力、体力、敏捷性、精神力、知能、体重、体脂肪、体調がある。
知能まではレベルがあり、バトルによって成長する。
後半の体重以降はゲーム内のショップにある食べ物で上げることができる。体重、体脂肪はマップに落ちているリンゴや骨付き肉を拾い食いしても上昇する。
ぷにぷにが出せる技は
・タックル(中・小) マウスでクリックした方向に向かってタックルする。ダブルクリックする
と中タックルになる。敏捷性が上昇する。
・ハイパータックル マウスでクリックした状態をキープするとぷにぷにの体が青く光る。この状況で放すと、カーソルのほうにタックルする。通常のタックルより攻撃力が高い。敏捷性が上昇する。
・ストーンディフェンス 体を石にして防御する。相手が技を当ててくると相手にダメージが入ることがある。
・ジャンプ ぷにぷにの体をクリックしてキープすると体を縮めて待機し、離すとカーソルの方向にジャンプする。
・ストーンドロップ ジャンプした後、画面をダブルクリックすると空中でストーンディフェンスが発生する。相手に当たるとダメージが入ることがある。
・スピンタックル ぷにぷにの体の周りを、クリックした状態をキープしながらカーソルを回すことで、離したときにぷにぷにが体を高速回転させながら攻撃する。防御力が上昇する。
・ジャイアントタックル ジャンプの待機状態になっているときに、ぷにぷにの体を上下に通過するようにカーソルを上下させると、ぷにぷにが巨大化する。攻撃力が上昇する。
レベルのあるステータスはバトルやジム(ゲーム内に存在するトレーニングジム。使わなくても成長するので、そこまで無理に行かなくてもよい)、工場アルバイトや道場で成長させることができる。
昔は対人戦の要素もあったようだが、今はおそらくできなくなっている。
格闘ゲームなのだが、リングアウト負けがあるあたりスマブラに近いのかもしれない。
感覚的に技が出せるので、格闘ゲームよりは易しい。
さらに、相手のレベルが99であっても工夫次第で勝つことができるし(相手がCPUなのでボコボコにされることもあるが)、相手のレベルが1だろうと落とされたら負けである。大技を連発して操作を誤り、落下負け、なんてこともあり得るのである。
スマブラであればレベル9の相手に勝つには実力で上回るか、プログラムのスキをつくしかないが、このゲームでは体を固めて崖際に相手を追いやるだけで、格上にも勝てる可能性があるのである。
逆に言えば格下相手にも気を抜くことができない。そのハラハラ具合が、このゲームに熱中する理由なのではないだろうか。
ぷにぷにの星についての話は、語りだしたら止まらない(現に、ここまで2000字近くその説明に費やした)ので、この辺りで終わっておく。
他にも、パチスロになじんでいる人も楽しめる「ぱんスロ」、クリックだけで遊べるゲーム「マネー・ツリー」や、ファンシーで操作が単純なのに鬼畜ゲーの「学校へ行こう」シリーズなど、多くのゲームが配信されており、最近では「PTuberになろう!」とYouTube時代に合わせた広告(?)が貼られている。
このようなゲームサイトが続々閉鎖されていく中で、ぱんぞう屋はこれから先も遊べるようにしようと様々な工夫を凝らしている素晴らしいサイトである。
このようなサイトが他にあれば、私に教えて欲しいものである。
次は少し趣を変えて、ブラウザやアプリで遊べたドラゴンクエストのゲームについて書いていきたいと思う。