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第80話 悲劇のエース

 「あんな奴らなんて俺がいなきゃ何もできないくせに……」


 一人の少年がポツリと呟く。返事をする者はおらず、むなしく声が室内を反響し現実を再度自覚した。

 苛立ちが収まらず、手元にあるボールを握りしめる。爪を立ててしまい痛みが走ったが、それすら気にする余裕がなかった。

 何がチームプレイだ、バラバラにしか動けないくせに。俺の人生はもう滅茶苦茶だ……



 80 悲劇のエース



 『主、だいぶ様になりましたね』


 パイモンが剣を構えなおして笑みを浮かべる。

 春休みにはいって三日目。俺は剣の稽古をしにマンションに行っていた。ついに実戦練習に片足だけどつっこんだ新しい稽古内容は個人的には大満足だ。しかも普段は褒めない先生が今日は珍しく褒めてくれたんだ。嬉しくない訳ないだろう。


 「マジで?結構できるようになった?」

 『そうですね。踏み込みもだいぶ上手くできるようになりましたね』

 「うん。結構慣れてきた」

 『それはいい事ですよ。さ、打ち込んでみてください』


 俺はまたパイモンに向かって走り出して繰り出す攻撃をパイモンが軽く防いでいる。いわゆるボクシングのスパーリングって感じだ。パイモンは一切攻撃せず、自分で動きや攻撃方法を考えて如何にパイモンの裏を取るかの状況判断をするんだとか。

 でもこんな状況で、やっぱ頭が回らない。そうしたら攻撃が単調になるわけで……


 『攻撃方法が一定のローテーションになってます。もっと状況に合わせて組み合わせてください』


 パイモンに怒られて、必死で頭で考える。でも体をこんだけ動かしてたら、そんなの考えられん!

 結局何度やってもパイモンの背後をとることはできなかった。疲れて座り込んだ俺を見て、パイモンは剣をしまう。この細腕のどこにあんな力があるんだろう。


 『まだ始めたばかりです。こればかりは慣れるしかありません』

 「はーい……」

 『戦いに余裕を持たなければ、頭で冷静に判断などできません。一刻も早く戦いに慣れることが大切ですね』


 戦いに慣れてって難しい。そうは言うけどさぁ……稽古でさえこんなにテンパってんのに、実践とか大丈夫なんかな俺。相手だって動いてくるし、凶器向けられてるわけなんだから。今と状況は全く違うだろう。

 悩んでも仕方ない。とりあえず今日はこれでお終いってとこでいいか……


 ***


 『おや、拓也お帰りなさい』

 「うん」


 夕方、家に帰り着いた俺は自分の部屋に向かった。

 部屋には相変わらずポテトをつっついているストラスがいて、口周りを汚くして振り返った。なんとも情けない姿にティッシュで口元を拭いてやると、満更でもなさそうだ。俺が召使みたいじゃねえか。


 『大分まともになりましたか?』

 「全然。まだまだって感じ」


 苦笑いをしてベッドに腰かける俺を見て、ストラスはそうですか。と追及せずポテトを食べていたが、思い出したように再び振り返った。


 『そう言えば光太郎達は一緒ではなかったのですか?今朝一人で行くと言っていましたね』

 「ん?中谷は部活だけど光太郎は……色々あったみたい」

 『色々とな?』


 本当は光太郎と一緒に行く予定だったんだけど、急にいけなくなったのだ。理由を聞いたらそっちの用事を優先するべきで、気にするなと連絡をしてから返事は返ってきていない。


 「うん。俺も昨日聞いたんだけど、光太郎の幼馴染がいんだけどさ。そいつバスケ部らしくて結構つえーとこにいんだって。んで、そいつが練習中に事故って、今入院してるんだってさ」


 ストラスも興味深いのか、ポテトをつつくのを止めて話を聞く態勢になっている。ストラスからしたらバスケ部と言うもの自体がまず分からないだろう。学校の運動部の一つだと言うと納得した。


 「一生ってわけじゃないらしいんだけど、全治三カ月だって。でも高体連には絶対に間に合わないだろうって。運悪くて可愛そうだよな。スポーツ推薦で行っててエースって言われてたらしいよ」

 『そうですか。まあ仕方がありませんよね。無理をするわけにもいきませんし』


 その連絡が来て、光太郎は慌ててお見舞いに行くと言い出したのだ。俺はその幼馴染を見たことがないから、よくわからないが、光太郎にとってとても大切な存在なんだそうだ。

 俺はベッドに横になる。全治三か月の怪我を負ったことがないから分からないけど、絶対しんどいだろうな。大会目指して練習してるのに、それが絶望的だと言われたら気持ちの切り替えをどうすればいいんだろう。


 「大切なものを我慢しなきゃいけないって、どんな気持ちなんだろう……俺無理だ。ゲームも漫画もカラオケも携帯も取り上げられたら死ぬー」

 『無くても生きていける物ばかりですね。昔はそんなものありませんでしたよ』

 「ごめんねー。俺現代っ子だからさぁ~」

 『だから根性がないのですよ』

 「なんだとコラ!?」

 『ムギュ!止めなさい!』


 俺はストラスをムギュムギュと鷲掴む。柔らかい羽毛に手が埋もれて気持ちがいい。

 ストラスーそんなこといっちゃあいけないよねー。ストラスの悲鳴が俺の部屋に響き渡った。


 ***


 光太郎side ―


 「信司ー大丈夫か?」


 中央総合病院、この近辺では一番大きいこの病院の整形外科病棟に幼馴染は入院していた。見舞い代わりに幼馴染が好きなお菓子を買って病室に入る。個室の部屋には家族はおらずベッドに本人がいるだけだった。

 そいつは俺の幼馴染の杉村信司。小さい頃から家が近くてよく一緒に遊んでいた。高校に入ってからはあんま会わなくなったっけ?でも頻繁に連絡は取り合ってた。


 「ちす」


 こっちに気づいて振り返った信司はやはり元気がない。お菓子を横の机に置いて、ベッドの傍に腰掛ける。足には痛々しいギプスが巻かれて、固定されている。


 「足、大丈夫なのか?」

 「へーき。こんなん金属入れれば退院できるし」


 だけど信司は浮かない顔のままだ。それもそうだろう。


 「しばらくはまともに歩けないけど」


 バスケが大好きな信司。小学校の時からクラブのバスケに入っており、実力もかなりある。なんたってバスケ強豪校である高校で一年でレギュラー取るくらいなんだから。そんな信司が怪我をしてバスケができないのは辛いはずだ。こういう時、どう励ませばいいのか分からないけど、思っていることを告げる。


 「信司、大丈夫だよ。だってお前のとこ結構強いだろ?ベスト8まで行ってたじゃん。インターハイに行ければ、お前だってその時までには足治るかもしんないし、フルで出場はできなくても要所要所で起用してもらえるかも」


 あまりにも必死で下手くそなフォローに呆れているのか信司は軽く笑う。笑った顔はいつもの幼馴染の姿で言葉足らずな俺の下手くそな会話にこいつがこうやって笑うのはいつものことだった。

だから、今回も同じだと思っていたんだ。


 「なんだよ笑うとこかよ」

 「わりい。でも俺、もうバスケやんないから」


 室内にその声が響いた。辞める?信司が、バスケを?


 「は?嘘、だよな?」

 「本当」


 なんで?なんでそんなに平気そうなんだ?あんだけ好きって言ってたじゃんか。今回の怪我でバスケ嫌いになっちゃったのか?


 「何でやめんだよ……お前あんなに上手かったじゃんか」

 「お前には分かんないよ」


 そんな言い方あるかよ!少しくらいは話をしてくれたって……もしかしたら力になれるかもしれないのに!

 あまりにもばっさり切り捨てるような言い方に思った以上に不満を押し殺している声が出た。


 「わかんないって理由くらい教えてくれたっていいだろ」

 「何でもいいだろ?なんかバスケにこだわるの、バカバカしくなってきたんだよ」

 「嘘だ」

 「嘘じゃない。もう退部届も出すつもりだ」


 緊迫した空気を壊すかのように、勢いよく扉が開いた。


 「信司」

 「竹下先輩」


 先輩?学校の?

 その先輩は走ってきたのか、まだ肌寒い季節の中、汗だくの状態で信司の前に歩み寄った。一人で来たのだろうか、信二とは仲のいい先輩だったんだろうか。しかし二人の間の沈黙は穏やかな関係ではないことを物語っていた。


 「お前バスケやめるってマジかよ……」

 「うす……」

 「何でだよ……お前あんなに練習してたじゃんか。怪我が治れば大丈夫だよ。お前、まだ一年だろ?先があんだからさ」

 「先なんかないですよ」


 信司の声は驚くほど冷たかった。


 「あんなチームに先なんかない。先輩には分かんないですよ」

 「何でだよ……お前はうちのエースなんだぞ?」

 「エース、ねぇ……先輩は表面しか見てないっすからね。所詮、万年玉拾いには俺の気持ちなんて分かんないっすよね」


 その先輩は呆然としている。

 あまりにも酷い信司の言い方にカッとなり、肩を掴む。信司の目は冷え切っており、後悔や反省の色は宿していない。本気でそれを言っているのなら、八つ当たりにもほどがある。


 「お前、何でそんなこと言うんだよ!?失礼にもほどがあるぞ!」

 「んだよ光太郎、外野が口挟むなよ」


 うっとうしそうに手をはねられて、行き場をなくした手が宙を舞う。


 「そんな問題じゃねえだろ!」

 「じゃあどんな問題なんだ?言ってみろよ。失礼なことでも言ったか?でも実力主義の部活内じゃよくある光景だよ。先輩みたいな才能ない奴は何やっても無駄なんだよ」


 やっぱり信司は何かがおかしい。こんな事言う奴じゃないのに!何があったんだよ信司!

 しかしその緊張状態を破ったのは他の誰でもない、信司の先輩だった。


 「そっか。そう言われちゃしょうがないよな……じゃあ気が向いた時でいいんだ。また体育館に来てくれよ。できれば、考え直してほしいんだ……怪我が治るまでは考えて、そこから結論出してほしい」


 先輩はそう言って力なく笑い、病室を出て行った。肩を落とし傷ついているのが丸わかりで、その背中を見ても信二が言葉を投げることはなかった。

 残された俺は信司を睨みつけた。軽蔑の意味を込めて。信司にも何か理由があったのは間違いない、いたずらで他人を傷つける奴だなんて思ってない。それでも理由を言わず、引き留めてくれる人間を邪険に扱って見下す姿を見て、軽蔑しないかと言われたらするに決まっている。


 「ッ、お前最低だな!」

 「何お前、結局何しに来たの?頼んでもない見舞いに来て恩着せがましく説教垂れて、うざいんだよ。怪我してるときにお前の顔なんて見たくなかったんだ。もう二度と来るな」

 「言われなくてももう来ねーよ!!」


 あまりにも酷い言い草に頭にきて、勢いよく病室を出て行った。あんな最低な奴だったなんて思いもしなかった!!

 病院を出ると、そこにはさっきの先輩がいた。少しだけ泣いたのかもしれない、鼻を鳴らして自販機でドリンクを買っている相手と目があって立ち止まる。

 

 「あ、信司の……」

 「すみません。あいつ……あんなこと言って」


 先輩である竹下さんがこっちに気付いて話しかけてきたので、先輩に返事を返し頭を下げた俺を竹下さんは優しく笑って首を横に振った。


 「いいんだ。あいつがそう言うのは当り前だから」

 「でも……だからってあんな言い方!」

 「……聞いてないのか信二から」


 その質問の意味が分からず首を横に振る。信二は何も教えてくれなかった。なぜ、バスケ部を止めるのかも、何も。竹下さんは項垂れてエレベーターホールのベンチに腰掛けた。


 「俺も、何も知らないんだ。ただ、信二の骨折は他のレギュラー陣からの意図的な事故で起こったって噂が流れてて、本人が何も言わないから内部で隠されてる。俺はそれを聞きたかったのに、退部するって言うのに動揺して何も聞けなかった」


 目が丸くなる。どういう事?信司が足を折られたってこと?そんなこと、あいつは一言も言っていなかった。竹下さんも自嘲気味に笑う。


 「どういう、事なんですか?」

 「分からないんだ。俺はさっきも言われた通りレギュラーじゃないから。練習内容が違ってレギュラー陣と同じ体育館を使ってなかったんだ」


 なんだよそれ。いじめってことなのか?ふざけんな!信司の全てを奪っておいて!警察にばれたくないからだろ!?


 「このままじゃ練習中の事故で終わるかもしれない。信二の証言がなければ、真実が分からない」

 「そんな……なんで、そんなことに」


 悔しくて涙が溢れそうだ。あんなにバスケが好きだった信司をこんな目に遭わすなんて!信司が辞めたくなるはずだ、そんなことをする奴らと一緒にバスケがしたくないのは当然だ。そんな信司に俺はなんてこと言ってしまったんだ!


 「先輩のせいって言っても結局は事故であることには変わりはないんだ。君も知ってると思うけど、信司はすごい選手なんだ。俺みたいな下手糞から見ても。だから実力主義のバスケ部で唯一、一年でレギュラーになれた。羨ましかったよ。俺なんか厳しい練習積んでも、レギュラーなんて無理で万年玉拾いなんてレッテル貼られてさ。今年が最後のインターハイ予選だけど俺は最後まで試合には出してもらえないだろうな」


 竹下さんはまるで自分が今まで憧れていた人の事のように信司を語る。

 その光景を見て、この先輩はいい人なんだろうなと勝手に決め付けた。しかし先輩の顔が曇り、その表情でこの先の話がなんとなく見えてきたように感じた。


 「でも信司が入ったことによって一人の先輩がレギュラーから外された。その先輩はうちの部活のキャプテンで、監督に抗議したんだけど実力第一だからって」


 確かに実力主義の部活内ではよくある光景かもしれない。中学の時、俺は剣道をやってたけど、やっぱ一年でレギュラーになった奴によって去年レギュラーだった先輩が外れた光景を見たことがあったから。でも問題はそこから先だ。


 「それからだな。先輩の嫌がらせが始まったのは……最初は些細なものだったんだ。いじりって言った方が正解ってレベルの。でもそれがどんどんエスカレートしていった」

 「それで足を折ったってことかよ!?なんで止めなかったんですか!?」

 「レギュラーは練習メニューも練習場所も俺たちと違うんだ。何にも分からなかった。噂を聞いて信司に確めても違うって言ってたし……骨折したって聞いて初めて確信したよ。これ自体、俺の勝手な思い込みなだけなんだ。でもうちの学校はあんたも知ってる通り強豪校で名が通ってる。出場停止にはなりたくない。だから監督も極力その事に触れなかったし、俺たちも探るのは禁止みたいな暗黙のルールがあった」


 そんな事があるもんなんだろうか。そんな隠蔽みたいな……だから信司も何も言わないのか?


 ***


 信司side ―


 一人の青年が病室に入ってきて、ベッドの前に立ち止まり俺を見下ろすように見つめてきた。その表情は何を考えているか読み取れず、不気味さすら感じる。


 「何?」

 「もうすぐだな」


 明後日、退院できることになっている。金属を入れて、ギプスをつけて、歩く練習をして、そしたらやっと……

 でもこいつはそんなめでたいことを喜んでいるわけではない。もっと残酷で、血なまぐさい出来事を望んでいるんだ。


 「……何もかもが憎いよ」


 何度も考えた。どうして俺がこんな目に?神様はなんて不公平なんだ。俺はただ、バスケをしたかっただけなのに。幼稚ないたずらでは済まされない事だ。そしてそれを隠そうとする全てにも苛ついた。


 「神様はいないんだな」

 「神は存在する……けど何も見てないんだよ。人間の善も悪も」


 そいつが言うと何か納得せざるを得ない気がする。

 そっか、何も見られてないんだ。


 「何も見られてないんなら、何しても構わないよな?」


 咎める奴はいない。天罰すら下らないのなら、裁きを与えるのは人間だけ。法なんて怖くない。俺はすべてを凌駕できる存在を味方につけたのだから。

 目の前の男は俺の言葉に満足そうに頷く。


 「好きにすればいい。それが契約内容だった」

 「全部の処理はやってくれるんだよな?」

 「お前に疑いがかからないようにしてやる。その代り、わかってるな?」

 「わかってるさ。殺した奴の魂は全てお前が地獄に持っていく、だろ?」

 「わかっているならいい。もう一つの条件も忘れるなよ」


 あんな奴ら、どうにでもなってしまえばいい。輪廻できないらしいけど、そんなの知ったこっちゃない。お前らの葬儀には何食わぬ顔で参列して、泣いて蹲るだろう両親に心の中で唾を吐いてやる。

 お前の子供は俺から殺したいと思われるほど憎まれていたんだと笑ってやるよ。


 「理性は人間を縛りつける。なぜ人間はそれを拒まないのか」

 「あ?」


 急に何か難しいことを呟くもんだから、間抜けな返事しか返せなかった。


 「お前の言ってることは難しい」

 「哲学は嫌いか?」

 「やったことないし、嫌いだね」

 「そうか。なぜ人間と言う物は固定観念にとらわれ、そこから抜け出せないのだろう」


 またなんか訳分からん事を言い出した。それはいつものことだ。付き合いが短いが、それでもこういう場面に何度か遭遇すれば、こんな奴なんだと納得する。今は好きにさせてやる。


 「何事も意見に左右される。それは人間の自由を侵害しているのではないのか」


 もういいや。言わせておこう。何も言わない俺に何を自己完結したのか知らないが、そいつはあやしく笑う。


 「だからお前を私は気に入っている。理性という概念を捨てて、感情の赴くままに行動しようとしている。人間の最も傲慢な部分であり、また最も高貴な部分でもある。そして、それを行ってしまうお前もまた興味深いデータになるだろう」

 「そりゃよかったな」

 「ああ。いい結果が得れそうだ。人間とは何か?その理論の一ピースを埋めれそうだ」


 勝手にすればいい。お前の望みが俺の望みと一致しただけの話だ。俺は泣いて終わらせようなんて思っていない。復讐を終わらせるまでは耐えてやる。


 だから、最後は泣いて無様に許しを請う姿を想像しながら、掻きむしりたいほどに渦巻く憎悪をごまかして今日も眠りにつくんだ。




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