表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/36

5日目 こんなの知らない②

「榎嶋くん!?」


「青椿さん!?どうしてここに・・・・・・」


 ほとんど同時に発せられた二人の声が交わり、互いの鼓動を震わせた。彼は一度私の頭からつま先までを見て、やっと何かを理解したかのように


「そうか、青椿さんだったんだ・・・・・・」


 と零した。今まで全く知らないどこか遠くの人だと思っていたから、情報はかなり筒抜けになってしまっている。名前こそ教えていないものの、その気になれば容易に特定することができるだろう。

 気まずい空気が流れる中、ずっと考えこんでいる様子だった榎嶋くんが口を開いた。


「よし、行こう」


 元々カラオケに行く予定だった。というのも、セクシャリティというデリケートな話題を公の場で話すわけにはいかないからだ。もちろん初対面の異性といきなり個室ということは考慮して途中からの算段だったのだが、まあ榎嶋くんであることが分かったし、最初からでも問題はないだろう。

 会うまでの心配は援助交際に見られないかだったのだが、ベニバラが榎嶋くんだということが分かった今、むしろカップルに見えるのではないか、そして誤解されないだろうかという心配の方が大きくなった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ