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-エンパス- 人の気持ちはわかりますか? はい、わかります。

作者: 木野上優紀

「空気読めよ。」

「少しは周りの気持ちも考えてよね。」

「何考えて行動してるんだよ。」

私たちが生活する世界ではこんな言葉をよく耳にする。周りのことを考え、人の気持ちを考えながら行動することを私たちは小学校に入る前から教育されてきている。しかし、人の気持ちなどわかるものではない。相手の事を考えて行動するということは、今までの自身の経験からされて嬉しいことやされたくないことを想像したり、相手の発言から推測したりすることである。

これは常人の考えである。

人々の中には10%もの人が人の気持ちを読み取れる能力を持っていると言われている。この能力を持つ人々はエンパスと呼ばれている。とても同じ歳だとは思えなかった小学校や中学校でのクラス委員や生徒会長、部活動のキャプテン。アルバイトのバイトリーダーや会社の社長やカリスマ政治家。きっと彼らはエンパスであったのであろうという考えに至ったのは最近のことである。

自分がどれだけ周りのことを考えて行動しようとしても、人の気持ちがわかっている人間にかなうわけはない。ましてや敵対しようという気持ちを持っていればそれも見透かされてしまう。

世界は私たち常人にはたどり着けないところで密かに回されて、私たちは踊らされているのかもしれない。

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― 新着の感想 ―
[一言] エンパス資質を自分のために使うひとばかりでなくて、ひとの心が読めすぎてしまって困っているひともいると思います。 エンパス資質そのものより、そのひとの本質がどういうものかによるのかなーと(善良…
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