記憶操作
今回で終わりとなりました。
それほど長く書くつもりはありませんでした。
今作は終わってしまいましたが、まだ第一作目は続きますのでどうぞそちらもよろしくお願いします。
剛樹の死から数日後、
俺はケイトに呼び出された。
「ケイトさん、どうしたの?」
「あの、助けていただきありがとうございました。しかし、殺すのは流石にやりすぎでは?」
こいつ、何を偉そうにっ!クソっ!!
腹が立ってきたぜ
「いえ、あそこで殺さなければ間違いなくあなたの、初めてが奪われていたかもですよ?」
嘘ではない。それはあいつもわかっているはずだ。
「しかし....まぁそうですね、この話はやめましょう。では、これからのお話をしたいと思い「待ってください」....なんでしょう?」
言い終える前に言っておくか、
「僕は、いや、俺はこの街を出ます。
そして一人で旅をしようと思います。」
暗殺ギルドみたいなのにも入りたいしな。
「ダメです!!」
「え?」
そうくると思わなかった!!なんとしてでも...そうだぁ、良いこと思いついた、ふひひ
「では、条件があります。俺が出ない代わりに貴女を自由に出来る権利をください。」
これで流石に出させてもらえるだろう。
「.....わかり、ました...」
「そうそう大人しく行かせて...え?」
顔を赤くしながら上目遣いで見てくる。
思わずドキッと...するわけねぇだろ!?
俺が元の世界でどれだけ騙されてきたことか!
大人しく行かせろよ!!
はぁ、『武器練成』頭の中でイメージする。一時的に拘束するために。
「【拘束】」
「ひゃっ!?ほ、ほどいてぇ!」
ケイトは必死に暴れる。
「安心してください、なーに?記憶を操作するだけですから。」
そう言って俺は武器練成をして記憶を操った。
別れ際に
「さようなら」
と告げたが、気を失っていたため届いてないあろう。
門番に気づかれず突破、
今度こそ旅の始まりだ。
今作は終わりになりました。
皆さま、閲覧等ありがとうございました。
では!