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家で勉強中

本日2話目

しばらくの投稿はこのペースかな。落ち着いてくるまでまだ不安定かもしれない。

ちょっと今回はこの世界についての一部の解説あり。

「えっと・・・・ここで5をかけて7を足せばいいんですよね?」

「うん、で、ここのこれを割って・・・」



 今日は流石に遊びに行かず、頭の方をしっかりとするためにレイたちは勉強をしていたのだが・・・・。



「ここでこれで・・・答えは2134ですね!!」

「うん、正解!!」

「やったー!!」


 数学の方はレイがハクロに教えるということになっていた。


 前世の知識のおかげで計算とかがよくわかるし、この際ハクロの方もできたほうが良いかなと思ったんだよね。


 ・・・でも本当にハクロって頭が良いのかもしれない。


 教えたら教えた分だけすぐにわかるし・・・・モンスターがそんなことをできて良いのかって言いたくはなるけど、まあいいんじゃないかな?


 ついでに一緒に歴史や地理を勉強してみました。


 独学だけど、父さんの書斎にあった本を堂々と借りています。


 本人にも一応許可をもらっているんだよね。あの兄たちは家庭教師とかが来て、10歳になったら学園に行けるけどそれまでずっと勉強漬けにされるようだし、ここは勉強に関しては自由にできる三男で良かったと思う。


 その割には兄たちの知能レベルは余りないけど。うん、控えめに言ってそれだからどれだけと言わずもがな。



 そんでもって勉強ができる俺たちにいちいちちょっかいをかけてくるけど、父さんがいる時にそうなるようにあらかじめ計算していて、大抵鉄拳制裁が待っている結末となる。


 


 ただね、色々と勉強して見ているうちにこの世界の事よりもまずはこの国の事がよくわかった。



 この今いる場所はアルス地方であり、ストラクト王国の南西部に位置する場所らしい。ストラクト王国の中心部にある首都名はヴァルガスとかいうなんか言いにくい名前だ。


 王国の国土はこの今いる大陸の中心部に位置し、近隣を他の国々に囲まれているようである。


 で、このストラクト王国では貴族は「○○・フォン・地名」という名前になり、庶民は名前だけで、王族は地名の部分が国名になるのが決まりだとか。


 名前にいちいちそういう制限があるのはめんどくさいな。でも、そのおかげでどこの地域に住んでいるのかがよくわかるようだしね。



 歴史は・・・120年ほど前からできた国家らしく、これって新しい方の国になるようだ。周囲にも国家はあるようだけど、こっちの勉強は後回しかな。3000年以上続いている国とかってどこかの国かよ。


 ただ、現在起きている問題としては貴族の腐敗とかが起きているらしい。


 うん、テンプレ的な感じがするけど、時間が経てばそりゃそうなるよね。どうにもならないっているのが人間として愚かな事であるな。


 ただこの腐敗だが、親の世代と言うよりも俺達・・・子供の世代の方で起きやすい様だ。


 親や祖父母の時代に比べて生活が向上し、その分苦労を味わいにくくなて馬鹿になるのが出るのだとか。


 俺たちの場合は、魔法の練習とかハクロと遊んだりとかしているから・・・・兄はどうだろうか?不安しかないな。


 父さんの方はと言うと、こちらは領民からも慕わられる善良な方らしい。うん、まともで良かった。


 悪徳領主の息子とかって言うことにならなくて本当に心の底からよかったと思えるよ。





 そんでもって、この国では大抵10歳になったら首都の方にある学園に通わせて教育を受けさせるようだ。


 教育制度を整えており、貴族だろうと庶民だろうと関係なく受けさせ、その中に埋もれているであろう才能を発掘し、国の発展に役に立つ様な人材育成を目的としているようだ。


 でも一応貴族からの子供はきちんと受け入れるけど、希望者の増加によって庶民の方は抽選待ち状態の様で、改善が必要らしい。


 勉強をしたがる人って多いんだな・・・・まあ、前世の日本だと義務教育だしね。




 科目としては魔法を学んだり、武術剣術、薬草学などと言った多種多様なものを学べるようで、きちんと魔物使い用のものも用意されているそうだ。


 ただ、魔物使いの才能を持つ人は少なく、その使い魔用の宿舎も小さいようなので・・・不安があるな。


 いざとなったら俺の部屋の方にハクロを置いていいのか聞いてみたほうが良いかもね。





 まあ、まだまだ先なので、とりあえず今日の勉強はここまでに・・・・ん?



「ハクロ、今解いているのってなんだ?」

「え?レイ様が置いていた教材ですが・・・」

「それ俺用の方なんだけど・・・・しかも全問正解だし」


・・・・ハクロの学習能力すごいな。モンスターってこんなに頭がいいものなのかと考えたくなったが、ハクロだからと決めることにした。


 うん、この点に関sにては俺も相当なものだし、互いに触れないほうが幸せなのかも足れない。


 でも・・・ちょっと敗北感がある。明日から父さんに頼んで教材とか取り寄せられないか聞いてみよう。使い魔に負けたくはないからね。






・・・・この時点でレイとハクロは、すでにその魔法の技術とか、戦闘力、計算力などが学園卒業レベルを超えているということに全く気が付いていなかった。


 この事を自覚するのはしばらくたってからである・・・・・・・。

ハクロの学習能力・・・・今作では結構高いけど、その分抜けているところがあるから完ぺきではない。

残念美人とはこういう人、モンスターをさすのかもしれない。

顔とか身体はいいけど、中身がちょっと残念な部分がある人って結構いるからな・・・・・・。

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