喫茶店リニューアル
本日2話目
短め
・・・拡張工事の期間中、レイたちはそのバイトに当てる時間を自身の研鑽や禁書庫の入り浸るなどの時間に使用し、有意義に過ごした。
そして、工事期間が終わり、今日やっと学園内の喫茶店営業が再開されたのだが・・・・・
「・・・喫茶店の定義ってなんだっけ」
「かなり広くなってますよね」
「広すぎ」
喫茶店、改め大衆食堂と化していた。
学園内でも細々とした小さな喫茶店だったのに、学園の敷地を買収したのかちょっとしたレストランサイズにまでなっているよ。
しかも、2階建てで、2階のフロアも同様食堂のようになっているようんだけど。なんだこれ?
「これ確実に喫茶店じゃなくなりましたよね」
「いやもう、どれだけサイズアップを・・・・」
なんかこういう感じってどこかで・・・・あ、某動物が出てくる森のゲームだ。あれの狸のおっさんに金を払って家を大きくしたのと同じような感覚があるよ。
まあ、客席も増えたし、これから営業しても長蛇の列はできにくいはずだよね。
「・・・・と、思っていた時期がありました」
「ふぇぇぇ!!まだまだお客が多いですよ!!」
「人手を増員させてほしい」
だからなぜ長蛇の列ができる!!客席も満杯だし!!というか、これ学園外の人も混じっていないか!?
まだまだ問題は山積みの様であった。
「会計を済ませた人までまた並んでいるんだけど!?」
「コーヒーだけで100杯頼んでいる人がいるんですが!!」
「人が増え いそがしすぎる この頃や」
「なんか一句唱ってどうするんだよ!!」
さてと、そろそろまた年を進めようかな。




