飛行物体
ある日、上空に一機の未確認飛行物体が現れた。住人達は初めて接触する未知なる存在に、
「友好目的でやって来たのではないか」 「いや、世界を侵略しに来たのかもしれない」
と、それぞれに不安を口にしたが、その答えは誰にもわからない。
しかし、不安は悪い方に裏切られる。飛行物体が住人達を攻撃し始めたのだ。それまでの平和な暮らしを飛行物体は破壊し、蹂躙していった。
「やめてくれ!! 俺達が何をしたっていうんだ!!」 「お願い!! 助けて!! 殺さないで!!」
住人達の悲鳴を楽しむように、休む事を知らない未知なる飛行物体の破壊行為は連日続いた…。
「あ、くそ、もう少しだったのに。もう一回だ」
そう言うと、小学生はUFOキャッチャーにお金を投入した。