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戦闘シーン書くのって難しいですね・・・・もっと上手に書けるように勉強します><
今は・・・・許してください・・・・いつかきっと・・・・
目の前にはド~~~ンとでっかい竜がいます。口から舌の代わりに炎がチロチロと見えてます。
真っ赤な鱗が炎の照り返しを受けて綺麗に輝いてます。
うん、綺麗ですね~神々しいですね~さすがドラゴンです!
まだ、入り口に入ったばかりなのでドラゴンさんはこっちに気がついてないみたいです。音楽も変化ないですし。
「うわ~~、綺麗ですね~、CG凝ってますね~、うん、満足です!帰りましょう^^」
あたしは入り口へ向かって踵を返して帰ろうとしたら・・・・何かにビューーーっと引っ張られました・・・・
あぅ、盾さんのスキルの牽引で盾さんの横に引っ張られます::
コジロウさんが嬉しそうに言いました。
「さぁキュアリーさん、楽しい楽しいお勉強の時間です!」
「お勉強は嫌いです、お腹いっぱいです・・・・」
あたしは仕方なくみんなにプロテクション(VIT上昇)、ブーストウインド(AGI、DEX上昇)、ブーストギガ(STR上昇)他支援系魔法を掛けました。
「よし、いくぞ!」
「「「「おう!」」」」
みんなの気合の下、いっきにドラゴンへと肉薄します。
戦闘だと、やっぱりコジロウさんがリーダーになるのねってあたしは戦闘と関係ない事を考えながら一定の距離をおいて回復の準備をします。あんまり近づいちゃうと範囲攻撃がありますから。
距離がドラゴンへ近づいたとき、ドラゴンのドラゴンハウル(ドラゴンの叫び声です)が響き渡ります。
範囲内の楓さんがピヨッたので(混乱の事です)すぐにリカバリーを掛けます。
「ありがと!」
楓さんはそのままドラゴンへ攻撃を開始します。
「アイスニードル!」
あたしの横からエリィさんの攻撃魔法が飛び、その間にコジロウさんがドラゴンの正面へ回り込みました。
「正面右、尻尾くる!」
トモエさんが全体に支持を飛ばします。
あたしは、すぐに尻尾の届く距離を考えて範囲系ヒールの女神の微笑みを起動、詠唱に2秒。
ドラゴンの背後に回ったまりすさんがギガスラッシュを発動して背後から切りかかります。楓さんもいつのまにか背後に移動して攻撃を繰り返しています。
ドラゴンの尻尾の一撃を盾で押しとどめたコジロウさんのHPは3割くらい減少しています。
でも、盾で押さえ込んだため、他の人には影響なし、その瞬間に女神の微笑み発動!
うわ~~ん、もったいなかったです!
再詠唱まで30秒のディレイが掛かる為、スキル選択は慎重にしないとなのに・・・・
「ブレス!」
その瞬間にドラゴンは横なぎにブレスを発動しました。
きゃぁ~~~もろに巻き込まれました・・・・、アセアセ・・・巻き込まれたのはコジロウさん、エリィさん、あたし、コジロウさんはせっかく回復したHPを6割まで減らしていて、エリィさんはマジックシールドを掛けていたにも関わらずHPの残りは2割くらいしかないです!
まずエリィさんを回復!「ヒール!」
すぐコジロウさんへ回復を掛けようとしたら、コジロウさんが光ってます。
あ、回復ポーションだ!じわじわとHPが回復していってます。
「ブレスボム!」
トモエさんの声とともに?ドラゴンが紅く明滅します。ドラゴンの近くにいた楓さん、まりすさん、トモエさんが脇目も振らずにドラゴンから離れていきます。ゴジロウさんは相変わらず盾を前面に構えた格好で動きません。
ドド~~~ン!
ドラゴンの周辺に紅い光が輝き、爆発音が響き渡ります。その後にすぐドラゴンの頭が後ろを向きます。
「尻尾!」
トモエさんの声と同時に横から、さっきの倍のリーチで尻尾が振られました。
根元側をコジロウさんが抑えていたため、鞭のように尻尾がこっちに向かってきました・・・ふぎゃ!
「エンジェルリング!」
あたしは咄嗟に個人用防御スキルを発動!それとほぼ同時に尻尾が召還したリングへとぶつかりました。
ドキドキドキドキ・・・・・
ゲームなのに心臓は爆発物です。急いでコジロウさんへヒールを掛けて攻撃範囲から離脱!
「コールドサンダー」
水系、雷系の複合すきるがエリィさんから飛びます。えっと・・・エリィさん、なんでこっちに寄ってくるの?
エリィさんと横並びに戦いながら、(注意:エリィさんはあたしの右に行ったり、左に行ったり、時には後ろにいったりで・・・・明らかにあたしを盾にしてますね!)
あたしはコジロウさん、まりすさん、楓さんをメインに回復。トモエさんは戦況判断をしながら弓のスキル攻撃。だんだんとみんなの連携が揃い始めて、30分くらい時間を掛けて!なんと・・・・倒しちゃいました!!!ありえないですよ~~~~
「疲れました~~~、怖かったです><」
あたしは、まじめに30分緊張しすぎてどっとリアルに疲れがでています。
「いやぁ、予想はしてましたが、倒せましたね。まぁ良い方向で予想外もありましたがw」
「ええ、ありましたねぇ予想外がw」
「あれ、予想外ですませていいのか?予想外というか常識外だぞ?」
「ですね~楽させていただきましたw」
「まぁキュアちゃんだしw」
みんなが思い思い感想を言っていますけど・・・・え?またあたし???
「?????」
あたしがみんなが何をいってるのか判んない旨を表現すると
「まぁ、うん、あとでいいかw」
「ですね~、楽しみですね~」
などと不穏な気配が・・・・がくがくぶるぶる
「とりあえずドロップ見るか」
まりすさんが倒れたドラゴンをクリックしてドロップの確認をしています。横たわったドラゴンはさっきまであんなに綺麗だった鱗も光沢がなくなり、所々鱗の取れたちょっと?だいぶ?可愛そうなCGになっています。
「おぉ~~~ドラゴニウムプレートだ!えっと使用Lv28以上、物理防御220、魔法防御75、回避20、HP+100・・・悪くないねぇ、どうする?」
「う~ん、キュアちゃんいる?いらないならうちのギルドの中堅にあげたいんだけど」
「あ、いいですよ~使いませんからあげちゃってください^^]
「ありがと!それじゃぁとりあえず帰還しましょう。エリィPT用転移ゲートよろしく!」
一応、これで今日のスパルタはおわったのかな?
ほっとするあたしにこの後、更なる地獄がまっていました・・・・・あぅ