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プロローグ:第三次世界大戦

注:この小説は、銃のヲタク要素が強く含まれています。

  また、少なからず残酷な表現が含まれています。

  このようなものが苦手な方は、速やかにご退出することをお勧め致します。

 「これでよし……っと。これここに置いとくぞ!」

薄暗い建物から、少年の声がする。

「ちょっとこっち手伝ってくれ!」

金属音が鳴り響く中、別の少年の声がした。

ここは森の中にひっそりとたたずむ、小さな工場。

細長い筒のようなものや、プレスされて変形した金属の板のような物が積み上げられている。

「火薬の量はこのくらいでいいかな?」

「ばか!こっちの火薬を入れるんだ!」

「おい、高感度の火薬を詰めて爆発させるなよ!」

そう、ここは武器工場なのだ。

中で働いてるのはほとんどが18歳前後であろう少年達。

作っているのは銃。今は戦争の真っ只中なのである。

完成した銃は兵に配られ、その役割を果たしていく……




 時は2023年、世界は第3次世界大戦の中にあった。

核兵器により一気に終結するかに思えた戦争も、ミサイル迎撃用の高性能対空レーダーとLLI(長距離レーザー照射装置、Long range Laser Irradiation equipment の略)が普及したせいで長引いていた。

発射したとたんに迎撃されて大爆発を起こすため、むやみに使用できないでいるのだ。

航空機に対してはあまり効果が無かったが、通常のミサイルどころか投下型爆弾も役目を果たせないでいるため、艦船も含め、兵装は砲や銃のみになっていた。

戦争の中で銃の開発競争が激化し、AK-17やTKP20、ケルスM1911T4等、様々なタイプの画期的な銃が完成していった。


 歩兵による一進一退の攻防が続いていたため、戦争は泥沼化していった。

少年達は銃の生産を担当し、同時に銃に対する知識と扱い方を学ぶ。

そしてしばらく武器を生産した後、前線にかりだされるのだ。




 「ふー。これで今日の作業は終わりだな。皆、各々片づけをして休養に入れ!」

リーダー格の少年、和也かずやはそう言い放った後、狭くて湿っぽい部屋へと足を運んだ。

今日も疲れで体がふらふらする。腕や足も鉛のように重く、ところどころにあるあざが痛む。

すぐにでも寝付きたい気持ちであったが、寝る前に日課にしていることがある。銃の勉強だ。

この少年は頭がいい上に飲み込みが早いため、兵器開発も任されている。

歴代の銃の構造や特徴、火薬の種類なども勉強し、第三次世界大戦以前の武器であれば、ほとんどの銃の扱い方を身につけていた。無論、自軍が開発した銃も同様である。


「コルトM1911A1……ケルスT4の元になった銃か……」

などとつぶやいているうちに、いつの間にか深い深い眠りについていた……






初めて小説なるものを書きました。

ゼロの使い魔を参考にして書いていくつもりです。

ガンヲタ要素強くてごめんなさい。

あと、更新頻度は低いと思います。

こんな小説ですが、よろしければ読んでやってください><

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