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ガルディシア帝国の興亡  作者: 酒精四十度
【第一章 ガルディシアと日本の接触編】
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1_04.中央ロドリア海と小さな島

不死の王が百年をかけて構築した召喚は成功した。

その結果に不死の王は満足した笑みを浮かべた。

なんと一億以上もの人間の気配がするのだ。

当分の間、研究材料には事欠かない。恐らく百年以上は持つだろう。

我が目的たる神に至るその道程の中で人間の魂はあればある程良い。


不死の王は連続する轟雷の響きの中で、早速召喚した地の中から骨の塔に一番近い島に狙いを定め。洋上をするすると移動しながら目標の小さな島に近寄った。


島には5万人程の人口を感知する。

深夜の雷雨により人々は全て家に引き篭もっている様だ。そして厄介な魔導士や魔術師の類の気配も感じない。不死の王はほくそ笑んだ。…まずは千人程の魂を狩るとするか。5万もの魂だ。暫くはこの島で事足りるだろう。


---

小さな島のとある基地


なんだ!?一体何が起きている!???

ついさっきまで晴れていた筈だ。


突然ふわっと落ちるような感覚が襲った。

落下する感覚が収まった途端に、基地に激しい雷雨が襲ってきた。いや、雷雨というより暴風雨だ。台風の警報も出ていない。天気予報の情報を入手しようとしたが、天気予報の情報では当該地域は快晴と表示されている。馬鹿な!?どう見積もっても風速30m以上だぞ?


当直は、慌てて分屯基地司令に報告に走った。

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