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我が家に悪魔がやってきた! いちがっき!  作者: 小麦
特別編 SS旅行編
99/181

その1

『開闢』

作者「というわけで、今回は皆さんに私が行ってきた旅行の一部をSS形式で紹介していただこうかと」

樹「新生活始まって最初が本編じゃないっていいのか?」

沙良「確かに本編に比べるとSS以上に息抜きの感じが強いですけど、たまにはこういうのもいいんじゃないですかね」

アリー「ただ……」

作者・沙良・樹「ただ?」

アリー「それって本当に面白いの?」

沙良「そこは触れちゃいけないと思います」



『配役その1』

ケン「おい、俺が主役らしいぞ! ついに俺の時代が来たか!」

樹「俺ケンの友達A役か」

沙良「私も友達B役みたいですね」

桜「……私も友達C役みたいなんだけど」

作者「すみません全員登場させようとするとどうしても友達の人数を増やす羽目になってしまいまして……」

樹「適当過ぎるだろ」



『配役その2』

アリー「私は少女Aだって。ケンが主役なのにこれはどういうこと?」

麻梨乃「早くに来て準備したのに少女Bなの……」

ミルダ「妾はケンの保護者役のようじゃな」

マーラ「それより何よ私のこの熱狂的なファンって」

グラン「それになぜ本編にほとんど出てないわしがミルダと同じ保護者役なのだ……」

作者「すみません適当な人物がいなかったので一番向いてそうな方を……」

全員(ジロッ)



『配役その3』

ガイン「今回は僕も出られるみたいだけど、何だいこの店員役って?」

作者「それは始まってからのお楽しみと言うことで」

ティーナ「私少女Cなんだけどこれどういうことなのー?」

ラミア「私も少女Dなんだがこれは端役と言うことなのか?」

作者「すみません。次回からはきちんとした形で出しますので今回は何とぞ、何とぞ……」

樹「企画した作者が最初から謝罪回りに奔走してるSSなんて聞いたことねーぞ」



『出発前』

ケン「よっしゃー出発だぜ!」

グラン「戸締まりは済んだか?」

ケン「ああ!」

グラン「さて、それでは見られなかったテレビを……」

ケン「もう行かないと電車乗れないって!」



『駅』

沙良「グラン様今日はよろしくお願いしますね」

樹「よろしくお願いします」

グラン「うむ」

桜「……あれ? ところでミルダさんは? ライブあんなに楽しみにしてなかったっけ?」

ケン「ミルダはグッズを買いに先に会場に行ったらしい」

樹「……ああー」



『待ち合わせその1』

ミルダ『もしもし。この駅のここにおるからの』

グラン「なるほど。了解した」


数十分後

樹「おいミルダさんどこだよ」

沙良「あの駅のすぐ近くにいるんですよね?」

ケン「何でこんなに見つからないんだよ!」



『待ち合わせその2』

ミルダ『だから、この駅のここにおると言っておるではないか!』

グラン「……待て。お前の言っている駅とはまさかここのこっちか?」

ミルダ『そうじゃが?』

グラン「それならそう言ってくれないと分からんぞ」

ミルダ『済まぬ。まさかそんなに路線があるとは知らなかったのじゃ』

樹「ああーこっちの方は路線いっぱいだから仕方ねーか」

沙良「というか結構お母様がハマってるらしいですよこの迷子役」

桜「本編だとワープ能力をフル活用してるから余計にシュールね」



『捜索中に』

アリー『チケット譲ってください』

麻梨乃『席は問いません』

ティーナ『どうしても見たいです』

ラミア『お願いします』

ケン「……なあ、少女ABCDってまさかあれだけか?」

樹「紙持って立ってるだけはさすがになあ……」

4人(ジロッ)

沙良「ちょっとケンも樹さんも聞こえてますって!」



『合流』

ミルダ「間近で事故は目撃するし、あんなに早く来たのに物販だけで全然この辺りを回ることができなかったのじゃ」

ケン「ちなみに何時に家出たんだ?」

ミルダ「確か6時ぐらいじゃったかの」

樹「早すぎますね」

沙良「本気を垣間見た気がします」



『会場へ』

ケン「さて、じゃあ着いたし時間まで寝るかな」

桜「じゃあ時間になったら起こすわね」

樹「俺も頼んでいいか桜?」

沙良「じゃあ私が樹さんを起こしますね」


ケン・樹「zzz」

アリー「……ふふふ、ここからが私たちの本当の出番」

麻梨乃「ティーナさん、ラミアさん、準備はいい?」

ラミア「もちろんだ。今は寝かせといてやるがな」

ティーナ「私たちにこそこそ文句言った分、ここで仕返しさせてもらうんだからー」



『トイレ』

沙良「にしても女子トイレ混み過ぎじゃないですか?」

桜「それだけこのライブが女性に人気なのよきっと」

沙良「四次元ポケットから簡易トイレ出してもいいですかね?」

桜「今回は悪魔関係のものは出しちゃダメ!」



『ライブ開始』

マーラ「キャー! イヤー! かっこいいー!」

ケン「げっよく見たら隣マーラさんじゃねーか! しかも腕の振りあぶねー!」

マーラ「こっち向いてー!」

ケン「うわっ、しょうがねー座っとくか。危なくて立ってらんねー」


沙良「本編で男性嫌いのマーラさんが男性アイドルに黄色い声援送ってるの、これ以上ないシュール具合ですね」

樹「しかも顔が真顔なのに腕の振りとか動作は激しいしな」

桜「声も叫んでるだけで棒読みだし、もういろんな意味で役だけこなそうとしてる感がすごいわね」

ミルダ(マーラ、強く生きるのじゃ)

グラン(もはやプロ根性だな)



『理不尽その1』

(~ジャン♪)

ケン「演出すごいなタツッキー」

樹「そうだなー」

ラミア「うるさい!」

麻梨乃「黙って」

ティーナ「聞こえないじゃないー」

アリー「……死ね」

樹(おい何だこの理不尽な言葉の暴力)

ケン(俺たち曲終わった時にしか話してないんだけど。しかも最後のアリーのは日頃の恨みにしか聞こえねーぞ)



※作者はライブの勝手が分かっていない状態で初めてライブに連れていかれ、このSSを書いています。

 皆さんは間違ってもライブの間を崩すような真似をせず、全てを大切に聞いてくださいね。

 でないと作者のように自分のせいで不快な思いをすることになるかもしれませんよ。



『理不尽その2』

(~♪)

アリー・麻梨乃・ティーナ・ラミア『キャー!』

樹(おいお前らの声で歌聞こえねーんだけど)

ケン(さっき文句言ってたお前らはどこ行ったんだよ)


沙良「……あの、桜さん。私何となくこの配役に決まった理由が分かった気がしました」

桜「私も。ケンに理不尽をぶつけたかったのね」



※繰り返しますが作者はライブの勝手が分かっていない状態でこのSSを書いています。

 ライブは普段の自分を忘れ盛り上がる場所です。恥ずかしさは捨て、全力で応援しましょう。



『上を見上げると』

ケン(目が疲れたしちょっと首を上にあげてみるか)

マーラ(ぶん!)

ケン「うおっ危ねー!」

ケン(おいこっちが引っ込んだからってさらに腕を伸ばしていい理由にはなんねーぞ!)


樹「何かケンがかわいそうになってきたな」

沙良「まあそういう役回りなんですよ今回」

桜「というかなるべくしてなったわね」

全員(無言の頷き)

ミルダ・グラン(でも本当にかわいそうなのはたぶん……)


マーラ(……これいつまで振ってればいいのよ! あとで覚えときなさいよ作者!)



『中断』

作者「というわけで、前半はここまでです。このSSは次回まで持ち越しですお楽しみに!」

全員『これ次回まで引っ張るの!?』

樹「あれ、そういえば……」

沙良「一人足りないような……?」


ガイン「……あの、僕の出番まだ?」

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