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秋 (200文字)
あお しゃれがき さくら
春 薄桃の花びらが 集いを呼び込んだ公園
真っ赤に染まった 桜の葉
せいへき ぬれば ぽぷら
夏 濃緑の下を 足早で往来した並木道
黄色い絨毯の上をゆっくり歩く
静寂な夕暮れに 冷んやり澄んだ空気が 頬を火照らせる
季節が移っても世界は色づいている
だいだい きくちば はじ もみじ
山肌を染める秋色のあちこちに 一際燃え立つ 紅葉
生まれたての小さな手が重なって 鮮やかすぎ
しろ しろ しろ しろ
冬は雪陽が眩しくて 目が痛くなるだろな