25/28
曼珠沙華 (200文字の詩)
河が遮る隔たりをどうやってちぢめましょう 永久と呼ばれるものはちぢまないのでしょうか あなたとあたしの間に凪がれるものは波でもなければ風でもありません 紅い河が綺麗すぎるのは映るからです どこになにに映っているのでしょうか ただみえるので綺麗などとおもえるのです ちぢんでちかずく隔たりを無意識に感じてしまうのでしょうか 七を何度もくりかえした何時か 隔たりがなくなったなら 河は曼珠沙華の大地となるのでしょう
河が遮る隔たりをどうやってちぢめましょう 永久と呼ばれるものはちぢまないのでしょうか あなたとあたしの間に凪がれるものは波でもなければ風でもありません 紅い河が綺麗すぎるのは映るからです どこになにに映っているのでしょうか ただみえるので綺麗などとおもえるのです ちぢんでちかずく隔たりを無意識に感じてしまうのでしょうか 七を何度もくりかえした何時か 隔たりがなくなったなら 河は曼珠沙華の大地となるのでしょう
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。