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第一回イベント終了

「いやー。お疲れ様。まさか本当に倒せるとは思ってなかったぜ」

「ごめんなさいね。魔獣に関しては私の情報不足だったわ」

「いやいや、結局倒せたのなら問題ないよ。ブランもお疲れ様。やったな」


最上位レイドモンスターを倒して、三人は盛り上がる。かかった時間は40分ほど。事前に情報を得ていたとはいえ、初めて攻略したパーティよりも早い計算になる。


「いやー、倒せてよかったよ……本当に。私の体力が尽きるのが先だと思ってた」


『斬斬舞』を打ち始めた段階ではダメージ的には先にブランの体力が尽きそうな速度であった。しかし、ブランが持っている『怒り狂う意思』と『反攻Ⅴ』が相手に与えるダメージを加速させて先に、ブルスターの体力を削りきることができていた。


「あ、イベントランキングが発表されているわね。……あら、ブランちゃん。43位よ! やったわね」

「本当!? やったやった!」


それぞれが自分のポイントを確認する。


「お! 俺はこのブルスターの討伐のおかげで何とか、欲しいスキルと装備と交換できそうだぜ」

「俺も、いくつか欲しいスキルと交換できるな。いやーよかったよかった」



たとえレイドボス戦で死んだとしてもポイントがもらえないわけではない。8割のポイントが死亡者にも配られる。


「あ、そういえば、これがドロップした報酬なんだけど。誰かいる?」


ブランはスキル欄を開き、そのスキルを見せる。


魔法スキル『ビーストモード』

・魔獣の使い手・ブルスターからドロップ

《自分のMPを半分に、それ以外のステータスを2倍にし、名もなき魔獣に変身する》



「はー。面白いスキルだな。ただ、魔獣になっている間は武器に依存する技スキルが使えないのか」

「そうなの。私は使いづらいから誰かいるかなーって」


しかし、誰も声をあげない。


「まあ、誰も必要ないなら俺が貰おうか。全ステータスが2倍になるなら『フレイムブレス』の威力も上がるしな」


そう言って、カイはブランから『ビーストモード』を受け取る。

さらにブルスターを倒したということで全員に『魔獣の力』が配られた。これは全ステータスが5%アップするというもので、何よりこのスキルの良い点は、所持していたとしても成長するステータスが変動しない。

つまり所持し得なスキルというわけだ。



こうして、5人はイベントポイントを使ってほしいスキルやアイテムを交換する。ブランはランキング上位ということもあって、全部のアイテムを交換しても有り余るほどだった。そのため、余ったポイントはマナやゴールドに変換していた。ちなみにブランに付き添っていたノワールもそこそこのポイントを獲得していた。また、ブランは100位入賞として、レア素材アイテムやゴールド、さらに限定スキル『スキル1』を獲得していた。


魔法スキル『スキル1』

・第一回イベント100位入賞スキル

《使用すると10分間、1つのステータスを半分にする代わりに別のステータスを1.5倍にする》



このスキル、強そうであるが若干使いづらい。というのも、攻撃を減少させて、魔法攻撃力を上昇させることと、魔法攻撃力を減少させて、攻撃力を上昇させるという選択ができない。まあ、それができてしまえばほぼデメリットなして火力をあげられるから当然といえば当然だが。



とにかく、5人はイベントお疲れさまと口々に言うと、その日のプレイを終えた。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

第一回イベント 雑談スレ part7


679:名無しの魔法使い

 イベントお疲れ様(*^^)v どうだった? 私は目的のスキルまで取れたからよかったかな。



680:名無しの聖職

 俺は途中でダレちゃったよ。流石に単調なイベントで1週間は長すぎる



681:名無しの武道家

 まあ、ソシャゲのイベントみたいなもんだろ。最後まで走り切った人はお疲れさん



682:名無しの戦士

 何とか10位でフィニッシュ! マジで疲れたわ。



687:名無しの聖職

 >>682 特定しました。 野菜マシマシさんだろ。『光の太陽』が最高位レイドモンスター狩りまくってるって話を聞いたぜ



695:名無しの戦士

 >>687 まあな、狩りまくってるといっても数回だけど。ドロップスキルが地味に旨いからな。団長がメンバーを連れて何周か回ってたわ。俺は効率が悪いから、高位レイドモンスターを狩ってたけど。



796:名無しの盗賊

 最上位レイドモンスターと言えば、最後に滑り込みで討伐したパーティがあるらしいな



797:名無しの聖職

 どうせ『光の太陽』のお守りパーティじゃないのか



798:名無しの戦士

 うちじゃないぞ。団長たちと上位のプレイヤーはラストスパートで一緒に高位レイドモンスター狩ってたからな



799:名無しの魔法使い

 それ、『ブラン』のパーティじゃない? イベント広場にいたらそう言う話が聞こえてきたもん。



802:名無しの聖職

 あー、あそこのパーティか。ブランって子が目立った動きしてたから気になっていたけど、まさか最高位レイドモンスターを討伐してしまうとはな



803:名無しの魔法使い

 化け物みたいな速度でモンスター狩ってたもんね。その速度でレイドモンスターも切り刻んじゃったのかもね。


804:名無しの戦士

 なんだそれ、そんな奴がいたのか。うちのギルドに誘ってみようかな



805:名無しの魔法使い

 あー。無理無理。彼女、サブギルドマスターだもん。『白と黒の道』ってギルドでマスターが『ノワール』って子。名前からして二人で立ち上げたギルドだし、多分来ないと思うよ。



806:名無しの戦士

 そうか。それなら仕方ないな……。しかし、そんなにやばい子か。次のイベント、同じグループにならないといいけどな



807:名無しの賢者

 次のイベントって、バトルロワイアル形式だっけ? 一回死んだらそこで即終了とかハラハラするよねえ。



808:名無しの戦士

 団長は全グループでうちのギルドメンバーに一位を取らせるって意気込んでたけどどうだろうね。



809:名無しの魔法使い

 まあお互い頑張りましょうよ。次のイベントのことはそっちのスレで。



810:名無しの戦士

 ああそうだな。俺もそろそろ落ちるわ。じゃあな



811:名無しの魔法使い

 お疲れー



812:名無しの武道家

 お疲れ様!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――



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