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背後からベジ太が迫ってくる気配。
ベジ太!!
しっかりしろ!!
これじゃ昨日と、まったく変わらん!!
無策の突貫精神だけじゃ、アタシのガードは崩せねえ!!
仕方ねえ!!
昨日と同じ一発を喰らわせてやる!!
振り向き様に右手の掌底を打とうとした瞬間、ものすごい衝撃がアタシの全身を痺れさせた。
アタシは意識を失った。
目が覚めると見知らぬ広々とした明るい部屋に居た。
お洒落で高そうなソファーやらテーブルが置いてある。
よく分かんないが、アフリカっぽい木彫りの人形や、中世(?)の鎧、あとギロチン(?)ってやつもあるな。
アタシはソファーのひとつに横向きに寝かされてた。
しかも手足を縛られて。
何だ、これは?
ここはどこだ?
視界の外から、ベジ太が現れた。
アタシのと、よく似た緑のジャージを着てる。
オレンジジュースを入れたコップを片手にひとつずつ持ってる。




