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ベジ太がまた、首を傾げる。
「何故、今まで何も?」
「ああーーっ!! あれだよ、あれ!! 今日限定なんだよ、今日だけ祟りの日。1年に1回、今日だけ!! あはははは!!」
アタシが誤魔化し笑いしてると、
ベジ太が寄りかかってきた。
おお!!
お色気作戦、成功!?
あれ?
何だか、ベジ太がブルブルッてしてるぞ。
「ベジ太!?」
返事がない。
「ベジ太、どうした!?」
ベジ太の顔を覗き込む。
真っ赤だ。
もしや?
ベジ太の額に手を当てると、すごく熱かった。
熱がある。
ベジ太!!
アタシとのハードな初体験のせいで、高熱が出てきたのか!?
とりあえずベジ太を寝室に運んで、熱を下げる薬を飲ませた。
それから一人でカツオのたたきを食べる。
アタシはベジ太の家に泊まった。
ソファーで寝た。
翌朝にはベジ太の熱は、ほとんど下がってたけど、念のためバイトは休ませた。
店の大将にはアタシが連絡した。




