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13日目 エピローグbyハッター

 隣の席は空いている。これで3日連続。気にかけている人なんて、いないようにも見える。


 407号室。例の病院の。

 ネームプレートは空白になっていた。人の気配もない。たまたま通りかかったナースに尋ねてみると、言葉を濁された。


 ボートがある公園。小学生が元気に遊んでいた。

 女の子を追いかけるようなカメラマンの少年なんて、見当たらない。



 夢が覚めた後なんて、そんなものだ。何もなかったように、昼が訪れる。時間が流れる。


 俺は、改めて現実を見つめた。見つめられる現実が、しっかりと存在していた。




Fin

読んでいただき、ありがとうございました。またどこかで。さようなら。

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