第二十話 里帆の野外撮影(後編)
里帆の撮影も後半に入り、いよいよ正座で石抱き責め(お灸責め付)を実行するところまできた。
裏山のてっぺんにほど近く、木々の開けた場所だ。すぐ横には、ブロックが無造作に積み上げられている。
今の里帆の格好は、Tシャツにホットパンツ裸足。麓から裸足で歩いてきてもらったので、里帆の素足はすでにかなり汚れている。
「どこに座ればいいの」
両手の親指を後ろで結束バンドで縛られている状態のまま立っている里帆。
里帆の後ろ姿も撮影し易そうな場所を探して、そこに座ってもらうことにする。
「正座するのよね?」
そうです、正座をお願いします。
「膝まで汚れちゃう・・・」
それがいいんじゃないか。膝の裏に挟む小さめのクッションをあてがう。
里帆は痛そうな表情をしながら、土の上に正座した。
すかさず里帆の後ろに回り、足の裏を撮影する。うむ、真っ黒に汚れていて被虐的な感じが出てる出てる。
「どこ撮ってるの? お尻?」
お尻ではない。足の裏です。
そんなデニムのホットパンツに包まれたお尻を撮っても、面白くもなんともない。
里帆のこの美しく形の良い、白い素足が土にまみれているところが興奮するのだ。
「ふーん・・・なんで足が好きなの?」
なんでって・・・なんでだろ?
だって好きなんだもん。物心ついた時から、好きだったような気がする。
そもそも、なぜ素足が好きかなんて、考えたこともない。考える必要なんてあるのだろうか。
好きならそれで、いいじゃないか。本能なんだし。
人間、いや生き物すべての行動の全部が、本能に基づいて実行されているのである。
だから僕は本能の赴くまま、里帆のふっくらとしたその膝の上に、ブロックを置いていこうと思う。
と、その前に足の親指を縛っておこう。今度は結束バンドではなく、タコ糸を使う。
「足の親指を縛るよ~」
「え、あ、うん・・・でもそんなとこ縛って、意味あるの?」
「意味があるのかどうかは、やってみれば分かるさ」
タコ糸で里帆の足の親指同士をぐるぐると縛る。
くすぐったいのか、里帆が足の指を動かすからなかなか縛りづらい。少しジッとしててよ。
ただ縛るだけでは緩んでしまうかもしれないので、八の字にタコ糸を回して縛った。
「さっ、足を動かせる?」
「ん・・・っ、動かせない・・・・っ////」
ふふふ、では、責めを始めるぞ。
「な・なんか目がやらしい・・・っ」
ええいうるさいっ、小娘!
これでもくらえ!
ブロックを一つ、里帆の膝の上にドスンと乗せた。
「きゃあっ!」
膝の上で、ブロックがグラグラと揺れる。
うーん、実に柔らかそうな膝だ・・・。今度、膝枕してほしい・・・。
「あんまり乱暴にしないでっ」
ごめんごめん、丁寧にやります。
ところで、ブロック一個ではどうかな?
「全然余裕! ちっとも重くないよっ」
ほほお、さすがは大学生。今の時点で十分可哀想な状態に見えるのだが、耐えられるのならどんどんブロックを乗せていこう。
僕は二つ目のブロックを乗せた。
「う・・・」
里帆が呻き声を漏らす。おや、もうギブアップかな?
膝の上のブロックは、さらに不安定に揺れる。
「ま、まだ行けるわよ・・・」
昔から里帆は、負けず嫌いなところがあった。
何事も最後まできちんとやり遂げる少女で、僕がいい加減な結果を出すとよく怒られたものである。
つまり、学級委員長タイプの女の子だったんだな。
そんな女の子が、裏山で裸足のまま正座をさせられ、膝の上にブロックを乗せられる責めを受けている。興奮せざるを得ない!
さ、三つめのブロックを乗せましょう。ヨイショ!
「はうぅっ!」
里帆の表情が苦痛に歪む。そんな里帆の顔もカメラに収めておく。
しかし、美人はどんな表情をしても美人なんだな。
膝に乗せたブロックは、今にも倒れそうになっている。
「ふぬぬぬ・・・・っ」
これを倒さずに維持している里帆は、すごいと思う。
苦悶の表情を出して僕を喜ばせている一方、膝上のブロックを倒さないようにバランスを取る・・・さすがは妥協しない女である。
しかし、これ以上ブロックを乗せるのはやめたほうがいいな。
「では、このまま足の裏にお灸を据えよう」
「ひぃぃ・・・////」
台座を切り落として高温になるように調整したせんねん灸を取り出し、里帆の後ろに回り込む。
目の前に、里帆の汚れた足の裏が揃えられている。
手で軽く払って足の裏の汚れを落とすと、右足と左足の裏に三つずつ、お灸を貼り付ける。
里帆の足裏はまどかや菜帆ちゃんのよりも大きいので、ゆったりとお灸を据えられる。
そうだ、足の親指にも据えてみよう。相変わらずろくなことを思い付かない僕は、さらに二個のせんねん灸を取り出すと、里帆の足の親指に貼り付けた。
「も・もう火つけた?」
「まだだよ、これから点火する」
チャッカマンを取り出し、里帆の足の裏のお灸に点火していく。
燻りはじめたお灸から、もうもうと煙が立ち上る。
「け・けむい・・・ケホッケホッ////」
まだ熱さが足の裏まで伝わっていないようだ。
今はせいぜい艾が燃える香りを楽しむがいい。やがてその足の裏は、耐えがたい熱さに襲われるのだ。悲鳴を楽しみにしているぞ・・・♪
「んんっ!?////」
突然、里帆の体がおおきく震えた。
膝のブロックがゴトンゴトンと崩れる。
「ああん、ごめんなさいぃ////」
いやいや、いいですよ、全然。
落ちたブロックを片付けた。里帆の膝の上には、まだブロックが一つ乗っている。
「うむ~~~、熱くなってきたぁ!」
険しい表情の里帆。
足の指を縮こませて熱さに耐えている。が、そんなことで熱さから逃げられるわけもなく、お灸は里帆の足の裏を責める。
「あっ・・・あっ・・・熱いぃ・・・・っ!!」
上体を捩って苦悶する里帆。
まどかや奈帆ちゃんでは出せない色気がふんだんに出ている。
僕は興奮したまま、カメラで里帆を舐め回した!
やがてお灸は燃え尽き、里帆も落ち着きを取り戻す。
うっすらと涙を浮かべているのが可愛い。抱きしめてあげたくなる。
まずは、この拷問から解放してあげなくては。
膝の上のブロックをどかし、両手と両足を縛っている結束バンド・タコ糸を切断する。
足の裏のお灸は、里帆に取り除かせよう。その仕草もカメラに収めたい。
「足の裏、まだジンジンしてるよ・・・////」
「足の親指のお灸はどうだった?」
「熱かったわよっ////」
「熱いのは分かるよ。他の場所のお灸と比べて、熱かったかどうかとか聞きたい」
「そんなの分かんない! とにかく足の裏、熱かったのっ////」
やれやれ、報告は中学生レベルか。
ヨロヨロと立ち上がった里帆は、脚の泥を払って足の裏を見たりしている。
ともかく、僕的には満足のいく撮影が出来た。
「んじゃ、帰るか」
「うんっ!」
帰りは昔一緒に遊んでいた頃のように、他愛のない話をしながら帰った。
もちろん、里帆を家に送って行った。
「まどむ、今日の動画、絶対にネットに上げちゃダメだからね!」
別れ際に里帆に念を押された。
誰が上げるものか。この動画は、僕だけのものだ。
笑顔で手を振る里帆を後目に、僕は帰途についた。
今日のプレイ内容は、それなりにハードな内容だったと思う。しかし、さっきの里帆の笑顔を見る限り、嫌われてはいないようだな。
僕は胸を撫で下ろした。
つづく
2017/10/16 体裁を整えました。




