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曲がった愛  作者: 由菜
3/4

彼との高校生活の始まり

それから彼とは上手くやっていた


優しくて頼りがいがあって時に意地悪で

どちらかというと私の好きなタイプ。


顔もまあまあかっこいい方…かな?


まあ個人差はあると思うけど…



彼とは同じ学校の隣のクラス

休み時間はよく私のクラスに顔を出していた


私はもともと誰にでもフレンドリーなタイプ

男女問わずフレンドリーに接する

まあ、なんてゆうか…

多分ボディータッチが激しい方らしい。


男にもボディータッチが激しい私は

彼を怒らすのにも無理はなかった。


その日の授業の科目は現国

ラッキーなことに先生が出張で自習だった

先生は来ない…


みんな課題はせずに遊んでいる


私と友達は写真を撮ったりしていた

最初は女だけだったのがいつのまにか

男ともみんなで写真を撮っていた。


そんな普通のことをして楽しんでいたら

チャイムがなった。


そして私は休み時間も男達と話していた

その話しも彼の話し。


どちらかというと惚気を聞いてもらった…

って感じだったのかも。


話しに夢中の私は彼が教室のドアから

私をみているのを気づいたのはすぐだった。


彼は私と目を合わせてすぐその場を

去ってしまった。


やばい…完全にあれは怒ってる…


彼の嫉妬が激しいのも付き合って

すぐに気がついた。


私も嫉妬はする方でっていうか

彼がするから私もするって感じ。


あ~…謝らないとあれは帰り気まずい…


そう思った私はすぐ彼を追いかけた。


「直樹!」

「…なに?」


……なにって逆になに。


私も彼の態度に腹が立ったけど

自分がしたことでこうなってるわけだし

すぐ謝った。


「ごめん!あれはその…

ただ話し聞いてもらってて…」


「うん。やから?」


「えっと…やから怒らんといて…?」


「別に怒ってない。ただ妬いただけ。」


やっぱり可愛い…こうゆうとこ好き…


「直樹大好き!」


そう言って抱きつこうとすると


「無理。学校であんまり抱きつくとか無理」


そう言って私の鼻をつまんで

“ばーか”と耳元で囁いた。


あ~!!////

堪らん堪らん堪らんっっ////

やっぱ直樹好き~と心の中で叫んで

教室へ戻った。

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