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曲がった愛  作者: 由菜
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出会い

こんな恋でもいいですか

偽りの笑顔

偽りの優しさ

偽りの欲望

偽りの愛情

そして偽りのキミ


そう 私たちは何もかも偽りだった



あの頃の私達の面影なんて

ほんの少しもないくらいに




ー 出会い ー



私たちは高校一年生の頃

友達のきっかけで出会った


私の名前は 由菜


その頃ちょうど彼氏と別れて

恋だの愛だのめんどくさいことを

誰かと感じあえるような…

そんなヒトを探していた


私の友達の 文香


すんごい明るくてパワフルな性格

そこに私は尊敬していた

私にとっては数少ない

心の底から弱音を吐ける友達だった


文香の誘いで私は公園に行った


そこに文香の友達がいた

文香が大きな声で彼の名前を呼んだ


彼の名前は 理央


「理央ちゃんあそぶの久々!!」


文香は嬉しそうに理央ちゃんに話しかけた


「はいはい」と返事をしながら

彼はクスッと笑った


私達は同じ高校


だけど、まだ入ったばかりなので

自分のクラス以外はよく知らなかった


私は彼にペコッとお辞儀だけした


「あ そういえばさ、あいつ呼んでるから」


ん?誰だろう?


すると彼が来た

彼の名前は 直樹


そう この人が私が本気で愛したヒト



彼はタバコを加えながら

自転車を止めた


なにこの人見かけによらず

マルメラ吸ってるし。と私は



心の中で呟きながら

同じマルメラをカバンから取り出した

ライターで火をつけようとするが

なかなかつかない…



「~っんもお!!」と苛々し始めた私に

そっと火をつけてくれた



「あ…どうも…。」







ーキュン




…ん?……なにこれ?

…っいやいやいや!!

今のでキュンはないでしょ!!と自分に

つっこみながら彼を見る。



その間文香と理央ちゃんはすごく

2人で盛り上がっていた


ん?と言ってるような顔で

こっちを見ている…


なにこのヒト…

すんごい女の子に手慣れてるって感じ…




「あのさ…!!」




そう 私はこの日彼に恋をしたの















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