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Life  作者: ケイタ
2/5

灯りし光


 今日も朝が始まる・・・。


 うちに、地獄の始まりを告げる、朝。


 学校に行こうと、制服に着替える。


 胸元のボタンが2つあいたワイシャツに、だらしなくゆるんだネクタイ。


 スカートの下にジャージをはいて、スクバを持って、部屋を出る。


 一度、鏡をのぞいて、玄関へ歩く。


 「今日も朝ごはんいらないの?」


 リビングから聞こえるお母さんの声を


 右から左に流しながら、扉の外へと、踏み出す。


 《す~っ》 一つ、大きく息を吸い込んで、前へと進む。


 


 うちの家から、学校まで、そう遠くは無かった。


 すでにホームルームの始まった教室には行かず、


 誰もいない廊下を、一人、屋上へと向かった・・・。





 「お~、ナオ!おはよっ(^^)」


 ハイテンションなあいさつをしてきたのは、


 心友のまさこと、雅弥まさや。不良グループの一人。


 天然でバカ。でも、ちょっと頼れる、うちにとって、最もと言っていいほど、


 大切な友達だ。



 「はよ。」


 軽くあいさつを返し、柵沿いの日当たりの良い場所へ、座った。


 「なんだよ('')今日もごきげんななめか?」


 ・・・今日も、って...


「そんな、わかりやすいか!?」


 「ま、まあな・・・」


 「どこがだよ!?」


 「最近、ナオ、飯も食ってないだろ?

  

  前は、ほとんど病気になんてかかったことなかったのに、


  ずっと、体調わりぃみたいだし・・・・・・。


  あとは...」


「あ、あとは・・・?」


 「ナオがここで泣いてるのを見た・・・・・・。」


 ・・・そこまで、ばれてたんだぁ...


「雅にはかなわないよ・・・そこまでわかってたなんて・・・。」


 「おい、俺はナオが心配でしょうがないんだ。


  なんかあるなら、聞いてやる!ナオの力になりてぇんだよ...。


  悩みだって、俺のダチの愚痴だって聞いてやる!


  俺は、いつだってナオの味方だからな?」


 ・・・雅には、ちゃんと話しておこう。きっとわかってくれるはず...。


 「ありがとう・・・」


 うちの中で、今まで抑えていたものがすべて、雅の手によって開放された。


 



 うちはそのまま雅の胸の中で泣いた。

 

 うちらを夕日がまぶしく照らしていた・・・。

 前回にひき続き、文章が下手ですみません(^^;)


 次回もよろしくお願いします♪

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