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初めての創作

「恒河沙」の前編譚です。関係するかもしれないです。

昔話をしよう

産まれた時は何もない空間、いや空間すらなかったと言えばいいのかもしれないし自分という物体のないものが存在すると言えばいいのか...

そんなことはどうでもいい

私はそんな退屈な世界を拒み、少し動こうとした。すると粉塵爆発のように爆破が起こった。後にビックバンと呼ばれる爆発を動くだけで起こした。その爆発後の世界に嬉しいモノが生まれた。生んだと言うべきか...(自分を良く知らないのだな私は)

それは「空間」「時間」「物体」「光」だ。

それを眺めるのに夢中で10いや12億年は時間が経ってたのが驚きだ。

そしてそれに飽きた頃に銀河を彷徨う。4000億年はかかったが全ての星を見てきた。いい暇つぶしになったがまた出てくる焦燥感がむず痒かった。

だから面白い星を見つけた。それが「地球」だった。

だけど遅かった。それは

「地球は発展し過ぎていた」

だから滅ぼした。空間ごと

これが初めての無意識の創作

意識ある創作は「生物」を作った。私が恋をした「ヒトガタ」の生物を。

理想も何もかもを生きていくように作った。空間があれば生きていける生物を。

黒くて光をなんでも吸収してくれそうな髪と目をした褐色肌の女の子

名を「タレシソケロナネンチュヨフルコン」

愛称は「ネレ」

その時にネレは私を見てくれた初めての存在だった。それが何事にも言えない嬉しい出来事でありネレに永遠の愛を誓い、注ごうと思った。

そして何億年か経った日にネレが言った。

「あなたに名前をあげる」

そしてついた名前は「ヤバリウェアルヌラリアスセラノクケルピサチレニオル」

略して「ヌル」

その時に実体のない私の義体を作った。

ネレとは逆の見た目の体は自分の一部が入ることが出来た。初めての経験は意外とどんどん出てくる。

それから彼女と毎日話をし悩みを話してしまった。

それは『私は死ぬことができない、運命か呪いかわからないが。だけどいつか君と一緒に死にたい』と

それが最初で最後の悲しみだった。

彼女は能力を使用した。全てを消し去るように。

だけど義体は死んでも俺は死なず、彼女は死んだ。体をなんとか死守したが体があるだけの空っぽになってしまった。

今でも思い出すと涙がでる。出てくる体はないのに。


そして悲しみに明け暮れ、悲しみが収まった頃に一つ思いついた。

「また-----------をしようと」

その時に第二の生き方を見つけた。


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