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第4話 不死王の力

死滅神グラアムスが本気を出し全てを拒絶し灰にする

死滅の大地を創造し不死王ガリエスが死滅神グラアムスの近くにいることさえできなくなった。



その光景を見ていた未来神マルネシアは不死王ガリエスに対して小馬鹿にする口調で事実を述べた。



「死滅神グラアムスが本来の力を得る前に

まずは私を先を倒すべきでしたね。

まぁ、貴方如きでは不可能でしょうけどね?」



不死王ガリエスは



「我は不死王。不滅の王。

お前如きの死滅の大地痛く痒くもないわ。」



と言い放ち少しずつ灰になりながら

死滅の大地に足を踏み込ませる。

そして不死王ガリエスの不死の魔眼が

さらに真っ黒になり白目が消える。



白目が消えた途端に灰になる進行が止まった。

そしてとある魔法が発動される。



「今から見せる魔法はこの大地を征服する魔法だ。」



「死虚無化不滅王歩数顕現(ガルゼエルガンガ)



不死王ガリエスが一歩踏み込む度に

不死の魔力が体外に放出される。

体外に放出され死滅の大地を不死の力が

全てを拒絶し灰にする魔力を掻き乱していく。



「我の死滅の大地が掻き乱されているだと?

なんという魔力だ。貴様、まさか魔王と?同じ‥」



と喋っている最中でもおかまないなく不死王ガリエスはさらに歩き続け死滅神グラアムスの魔力をも掻き乱す。さらに呼吸困難になる程に不死の魔力が死滅神グラアムスの魔力を掻き乱し続ける。



そして一旦歩くのを辞めて不死王ガリエスは未来神マルネシアに目線を合わせて未来神マルネシアの方に歩き始め不死の魔力を解放し続ける。



未来神マルネシアは過去改変をしようと魔力を放出しようとした瞬間不死の魔力が身体の中に侵食してきた。そして突如動けなくなった。



「俺は女を痛ぶる趣味はない。さっさと降参しろ。」と言い放ち魔剣を取り出して未来神マルネシアの首に魔剣を近づけて脅した。



それを見ていた魔力を掻き乱されて苦しんでいる

死滅神グラアムスは必死に声を出して次のように

発言したのだ。



「辞めろ。殺すなら俺だけにしてくれ。

嫁だけは辞めてくれぇ‥‥‥」



不死王ガリエスはその言葉を聞いた

魔力を外に放出するのを辞めたのだ。



「降参するのか?」とう問いに対して



「降参だ。戦い行く末よりマルネシアの命が大事だ。」



と言い放ち降参することを誓ったのだ。



そして未来神マルネシアは走って

死滅神グラアムスのところまで行き



「よかったぁ?死ななくて。

もう戦いなんて辞めて神界エルドネシアが

逃げて2人で暮らしましょ?」



と言ったのだ。これは世界神ノウズべディアへの

裏切り発言であろうと不死王ガリエスは心の中で

思っていた矢先空中から声が聞こえてきた。



「我は世界神ノウズべディア。

三次元を統べる神の王である。

死滅神、未来神それは裏切りだ。」という声が!



「ノウズべディア様これは‥違うの!」と必死に

弁明するが世界神ノウズべディアにはそんな虚言は

通じるはずもなく死滅神グラアムスの腹を貫いた。

さらに未来神マルネシアを魔眼で睨みつけた。

睨みつけただけで未来神マルネシアの魔力を破壊した。それにより完全に動けなくなった。



そして動けなくなった未来神マルネシアの

首から下を斬り落とし絶命させたのだ。



あまりにも一瞬だった。



不死王ガリエスは何も見えなかった。



「何だ。コイツのスピードは?」



その頃ゼクアは金星神ノヴェールと一戦交えていた。

その後ろで高みの見物をしている全能神グレリアス。



ゼクアが本気を出して金星神ノヴェールを

追い込めば全能神グレリアスが参戦してくるであろう。



ゼクアは2人に対してこのように煽った。



「2人同時にまとめてかかってこい。

この大魔王が遊んでやろう。」と



全能神グレリアスが口を開く。



「転生したて貴様がら我と戦う?

笑わせるでない。冗談はよせ。」



「ここは俺に任せてくれまいか?全能神グレリアス様。」



全能神グレリアスは「よかろう」と金星神ノヴェールに1人で戦い続ける許可を貰ったのだ。



金星神ノヴェールは空中に地面に落ちていた

小石を勢いよく投げた。



先ほど投げた石は大きさを変えて落ちてくる。

それもあり得ない程大きい石だ。



「これは石というより隕石だな」とゼクアは呟く。



その隕石同様の大きさの石が落ちてくる。



どんどん加速してくる。



そしてゼクアに直撃すると思った瞬間

ゼクアが指一本で石を止めバラバラに

砕いてみせたのだ。



「ドッカン!」と音と共に砕ける。



金星神ノヴェールは



「これくらいは当たり前か?

ならば質量魔法を見せてやろう。」



と言い放ち魔力を外へ放出させ

神界エルドネシアを揺らす。



ゼクアも金星神ノヴェールなら共鳴するかのように

魔力を外へ放出させ神界エルドネシアを揺らした。



全能神グレリアスがその2人を見て独り言を呟く。



「今こそ自身の慢心を知ることでしょう。

大魔王ゼクア、金星神ノヴェール」



大魔王ゼクア. ヴァルドと金星神ノヴェールは

両者共に凄まじい魔力を解放した。



ゼクアは赤色の魔力の渦を開放し金星神ノヴェールは

金色の魔力の渦を開放し神界エルドネシアを

揺らし別の魔界(宇宙)にも魔力が伝わるほどに。



その影響でか?直径20キロの範囲の地面が割れたのである。



そして地面が割れただけではなく湖の水が蒸発した。



「少しだけ遊んでやろう。金星神ノヴェールよ。」



「我と遊ぶ?そんな余力があるとでも?

まぁいい。その身に分からせてやろう。神の怒りを」



ゼクアが先手を取り「瞬間移動ガザラム」を使用して一気に距離を詰めて背後を取り金星神ノヴェールの首目掛けて素手に炎を纏い攻撃を仕掛けた。



王炎燼手(ガルワナ)



金星神ノヴェールの首は見事に吹き飛んだ。

しかし斬られた首から身体が生えてきて

斬られた胴体からも顔が生えてきた。



そして金星神ノヴェールは2人となった。



「ほう。攻撃されたら増える権能か?

中々厄介な権能を使うものだ。」



2人に増えた金星神ノヴェールは

空中に飛び天空に向かって掌を向けて

魔法陣を描き巨大な隕石を落としてきた。



金隕魔滅星(ジェルネスグワイド)



隕石が落ちてきて神界エルドネシアは地獄と化した。辺りの建物は崩れ燃え街の住民は焼き焦げ息絶えた。



そしてゼクアにも直撃した。



しかしゼクアは無傷だった。

そしてゼクアが口を開く。



「貴様!!自分の仲間を何だと思っているのだ?

それに俺の嫁を巻き込んでいるなら許さんぞ?」



「エルシュカは牢獄の中。牢獄は決して破れない。

守護神ベルサリアの結界が貼られている安心しろ。」



ゼクアは大きな深呼吸をして一言ったのだ。



「良かったな。お前は命拾いしたな。」と



金星神ノヴェールはその発言に対して小馬鹿にするように笑いながら反論したのだ。



「命拾い?何を言っている?この状況どちらが不利か分かるだろう?我を攻撃したら我は増えていく。

それに対して貴様は何が出来るのだ?」と



ゼクアは「爆ぜろ」と呟いた。

その瞬間増えた金星神ノヴェールは

消え金星神ノヴェールは1人だけとなった。



「何が起きたのだ!!!!!」



「分からんのか?」



金星神ノヴェールが驚愕し思考が止まった。



「どういうことだ?」



ゼクアは何をしたか説明し始めた。



「言葉に魔力を載せて言霊でお前を1人殺したのだよ。」




その光景を見ていた全能神グレリアスは



「俺でないとやはりダメか。まぁ此奴の能力でも

解析でするとするか?まぁそのための犠牲となれ。

金星神ノヴェール」と呟き戦闘を見ていた。



金星神ノヴェールはゼクアに勝てないと確信して逃げた。しかしゼクアに一瞬で捕まってしまった。



捕まえた金星神ノヴェールに対してゼクアが



「エルシュカの場所まで案内しろ。

従わないのならこの世界ごと滅ぼすぞ。」と脅した。



次の瞬間目の前に「瞬間移動(ガザラム)」を使い

全能神グレリアスが現れた。



「この我を忘れるとはいい度胸しているな。」



ゼクアは無言で自身の体外に魔力を放出して

全能神グレリアスに対して圧力をかける。



それに対して全能神グレリアスも魔力の圧をかける。



2人が戦い始めようとした瞬間に金星神ノヴェールは

その場所から逃亡したが全能神グレリアスに

首を刎ねられた。しかもその場から1ミリも動かずに

金星神ノヴェールの首を刎ねてたのだ。



金星神ノヴェールは首から分裂した。



「お前はそこで見ていろ。金星神ノヴェール。」



ゼクアは口を開き金星神ノヴェールに皮肉を言ったのだ。



「俺が相手でなければ金星神ノヴェールお前は勝てただろうな。だが相手が悪かったな。」と



全能神グレリアスも皮肉をゼクアに対して言ったのだ。



「大魔王ゼクアその強さのせいか?

お前は傲慢で自信過剰だな。」



ゼクアが大声で笑った。



「あはは!傲慢でなければ王ではなかろう?」



全能神グレリアスは呆れた顔をして



「お喋りはこの辺にして殺し合おうではないか?」



と言い放ち戦いが始まったのだ。



先手を取ったのは全能神グレリアスだった。

ゼクアの身体に触れて自身の魔力を流し込んだ。



「我魔力は世界と秩序の調和。貴様の異端な力を

調和しこの世界から消します。」



「調和の魔眼」を解放した全能神グレリアスは

ゼクアの「追憶の魔眼」の力である事象の消滅を

自らの力押さえ込んだのだ。



「ほう?俺の追憶の魔眼を封じるとは中々やるな。

封じられたのは8000年ぶりだ。イヴエル以来だ。」



とゼクアは狂気に満ちた表情をして全能神グレリアスの「調和の魔眼」から放たれる全てを調和、無効化する攻撃を素手で受け止め魔力すら調和されてしまった。



ゼクアは全能神グレリアスに一方的に殴られた。

そしてゼクアは吹き飛ばされ血だらけとなった。



「このままではまずいな。どうしたものか?」



全能神グレリアスは満面の笑みを浮かべゼクアの

「魔力核」に対して素手に黒い炎を纏わせて

自身の究極魔法をぶつけてきた。



全神掌握権能強奪(ヴェネリスヴァナ)



「魔力核とは権能、魔力が存在する場所である。

そこに我の魔法が当たればいかなる権能も能力も強奪できよう。大魔王貴様の敗因はその傲慢が生んだのだ。」



全神掌握権能強奪(ヴェネリスヴァナ)」を

喰らってしまい力を失いゼクアは地面に膝をついた。





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