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世界が孤独になった時

作者: 晴間あめ

「自分は孤独だ」


そう感じる時は大抵、心か体、あるいはその両方が疲れている。


と、最近わたしは悟った。


現に、自分はきっと孤独ではない。


大切な家族も、友達も、会えなくとも、自分の傍にいてくれる。


だからこそ、「孤独だ」なんて感じる時は、疲れている証拠なのだ。



そもそも、自分が溜まっているLINEをほとんど返信せず連絡を怠っているために、そう感じるのであろう。自業自得だ。


なんだか、疲れている時は返信する気が起きない。


起きないのだが、LINEする友達のことは返信しない間も考えるくらい好きなのだ。好きだから、返信する気が起きない時があっても、会話を続けていたいから、終わらせないのだ。好きでも送りたい時にLINEを送り合える仲の友達は既読をつけて終わらせるが。矛盾のように感じるかもしれないが、返信する気が起きない時があっても、わたしの場合、そこに愛は確かにある。


そんなこんなで自分が一方的に返信しないくせに、誰ともコミュニケーションをとらない夜があると「自分は孤独だ」「自分がいなくなっても案外誰にも気づかれないかも」などと考えたりして、沼に落ちていくのだ。



よくないよくない。


よくないのは、このお話以前に、今まで載せたエッセイを含めても、まだ自分のマイナスな面しかつづっていないということである。


エッセイを読んだ元々自分のことを知る人達は「"わたし"ってこんな人だったんだ・・・意外とネガティブじゃん・・・めんどくさいな・・・」などと思っている人もきっといるだろうし、わたしを知らない人達も「もっとポジティブな話ないのか・・・読んでるこっちまで暗くなるぜ・・・」と思わせてしまっているかもしれない。


そうだとしたら、それは非常に由々しき事態である。



だからといって、「世界はステキ!今日も明日もルンルンルン(音符)」などと言う気にはなれない。さすがに大袈裟だが。


そもそも、自分を偽ったって仕方がない。


これがわたしなのだ。


受け入れてくれたら本望だが、そうでなければ仕方がない。


どんなに可愛い服を着ても、化粧をしても、その根底にある心の根っこの部分は変えられないのだ。


それなら、自分はネガティブ人間として、人生を謳歌してやる。



とは言いつつも、既に"孤独"に負けそうである。


美味しいご飯と温かいお風呂、以前よりやや多めの睡眠によって、わたしはなんとか人間としての形を保っている。ありがとう三種の神器。


「心も体も健康な生活を送ろうシリーズ」第四弾の「趣味」は、体と心に加えて時間にも今は余裕がないため、ボツだ。


欲しくて欲しくてようやく決断して買ったワンピースも、まだラッピングを開けられずに床におざなりにしている。自分がやったことながら、可哀想だ。でもどうせなら、全てのコンディションが整った状態で開封したい。



わたしと"孤独"との戦いは、いつまで続くのだろうか。


せめて負けないように生きてはいるが、疲れてしまった。


なので、今日はもう寝ることにする。


逃げるが勝ちだ。


夢の中までは"孤独"も追ってこれまい。


そして最近、悪夢をみなくなった。これは何を意味しているのか。


少なくとも、ちょっとは嬉しい夢だったりするので、今日もそれを夢みて、眠りにつくとする。


それじゃあみなさん、おやすみなさい。

このエッセイに意味などないのです。ただ書きたいから書いてるだけ。でも、手帳だって何だっていつだって三日坊主だったわたしがここまで書けているのは珍しいことだから、もう少し続けてみようと思う。今日も付き合ってくれた人、ありがとう。あなたに良いことが起きますように。読んでくれてありがとう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 基本一人大好き人間ですが、ほんとにたまに孤独を感じることがあります 心や体が疲れた時感じる...なるほどです 普段見れない、人の内面を見れるのがエッセイだと思うので、書きたいことを書けばい…
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