表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/4

一本目【才能の筆】


 はい、では前話にて作者のブクマ100の本音。

(予想外に長くなってすみません……)


 その心境を語った所で次の主題です。

 私の前には今【三本の筆】があります。

 なおそれぞれにはラベルが貼ってあり、太さもバラバラで【小・中・大】の3種類があります。


 ではまず一本目の小さな筆……ベリリッ!


「ほおぉ……一番小さい筆の名前はこれですか」


【才能】


 最小の筆にはその二文字が記されており、私はその筆のタイトルを見た瞬間にある記憶。


 とある著名ユーザ様から返信いただいた【あるコメント】を目にしたのを思い出しました。

 その内容とは……大体こんな感じです。


『きっと多くの方を惹きつける文章だからこそ、多くのレビューや評価が付くんですよ!』


 といった至極真っ当なコメントでした。

 流石は人気を博されているユーザ様のお言葉、それも今も尊敬しており、何度も私に励ましや温かい評価をくださっている大物ユーザ様から告げられると、やはり感服せざるを得ない程のどっしりとしたお言葉でした……。


 ですがこの瞬間、私は思いました。

 正直あまり認めたくはないですが現実は現実なので、そんな強いコメントに正面からぶつかっていった末に私はいつしかこう考えるようになりました。


 ふむふむ、なるほどなるほど……。


 つまり、この【スローライフは許されない】という作品……いやそもそも、私の文章には【人を惹きつける才】や【凄さ】なんていうものが多分無いんだ……だから今もこうして足踏みしてんだ。


 なるほど、要するに……私は【才能ナシ】。

 確かに文章評価も全然伸びていないし。

 この前だってブクマ剥がれたしな。


 このユーザ様の言う通りって訳か、よおし!



 フンッ! バキリッ!!!



 はい、これで折れました。

 まず一本目【才能の筆】をへし折りました。


 いやあ……実に簡単でした。ポッキーの細い奴みたいな感じで、親指と人差し指に筆を挟んで力を入れただけっ! それだけでいとも容易く、こんな小さな筆なんか真っ二つに砕けましたよ!


 そうです、私に文才なんて無かったんです。

 所詮はおままごと、何度も読み返したり誤字脱字はないかと必死に質を重視して、ブクマしてくだったユーザ様をがっかりさせぬ様に出来る限りの力で執筆をしてはいますが……結局は地の分とセリフをバランスよく入れたぐらいの真面目っぽい文章を書いている程度のカス。


 書籍化される方々の様な奇才な文章の方々。

 思わず読者様にファッ!? と思わせる様な変わった文章、発想なんて無かったんですよ。

 だからこそ自分の中ではポッキー程度の太さしか無かった【才能の筆】が簡単に折れたんです。


 才とは生まれ持った能力です。

 転生で言えば初期補正チートなのです。

 たとえ努力したところで先天的な物は無理。


 私の数少ない大好きなドラマの一つ【リーガル〇イ2】であったブサイク裁判で言う所の、ブサイクとブサイクの夫婦から産まれるのはブサイクというブサイクスパイラルの様に、文章に対する才能もそう簡単に捻じ曲げて作れるものでは決して無いのです。


 だから私みたいな凡夫如きには、そもそもあるかも怪しい能力だったのでした……以上です。


 割と暗くなりましたが以上が一本目の筆でした。

 それでは次は二本目の筆のお話でお会いしましょう、さらばでごわす(/・ω・)/


ここまで読んでくださりありがとうございます。

次話は【18時以降】直接投稿予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ