1章 モンスター図鑑
モンスター図鑑
1 ヒト: 創世神の姿に似せてつくられたという生き物。元々の肉体はたいして強くないが、知識・技術を伝達する能力に優れているため、学習や装備によって高い戦闘能力を得ることができる。集団で敵を襲うことが多い。この世界で一番の勢力を誇っている恐ろしいモンスター。
2 スライム:タプタプヌルヌルプルプルした生き物。球形で跳ねるように動くことが多い。
5 ゴブリン:人間よりやや小柄な亜人。ゴブリンの多くは緑色の皮膚をもつ。地域によって人間と敵対していることも共存していることもある。仲間思いで共同生活を好む傾向にあり、ゴブリンは各地に共同体(ゴブリン村)を形成している。ゴブリンにはホブゴブリン等いくつかの亜種が存在し、種族によって性格や外見に多少の違いがある。
7 チュー:ネズミみたいな獣人。大人でも身長が50センチ前後で、獣人族の中では最も小柄な種族。こっそり人の家に住んでいることもある。キス魔が多い。
11 ワンワン:見た目は犬。基本は犬。でも、犬よりのんびりぼーっとしていて、ちょっとおばか。人懐っこいので犬と間違われてその辺で飼われていることが多い。
13 悪魔族:強い魔力をもつ亜人。長らく人間と敵対してきたため、魔王に仕えることが多く、出世して魔王になることもある。
16 ワータイガー:虎のような獣人。ヒトより筋力が強く、鋭く頑丈な牙と爪を持つ。見た目は怖いけど、性格は意外と気が小さくて優しいひとが多い。
27 チューボス:チュー族にまれに生まれる高い魔力をもった生まれながらのボス。いつも葉巻を吸っている。
34 ミャオ:???
41 イカゲム:巨大で赤い。家並みのサイズになることもある。10本の吸盤がついた触手のような手足を持つ。意外と知能が高く残虐な性格のものもおり、暇つぶしに人やモンスターを襲うことがある。味はちょっと酸っぱいけど食べられる。特に足が美味。
47 オイハギー:魚の顔をした魚人。なのに、陸上生活を好む。人気のない荒れ地や山道で人を襲って身ぐるみはがすので、人間には嫌われている。頭部は実は美味。
57 ゴウカウマ:炎に包まれた馬のような姿をもつ。派手好きで活動的。ナンパに燃えていることが多い。
60 モンバーレム:体が岩でできた巨人。頑丈で防御力と体力が高いため、お城の門番として雇われることが多い。
138 ジャイアントスピードワーム:スピードワームの亜種で巨大型。生息地が限られており比較的レアなモンスターだが、食欲が旺盛なので人里近くに出現すると被害が大きく、討伐対象となる。