2話︰謎の男の正体と革命の歯車始動
仕事で忙しいけど書きたいこと沢山あるーw
他の方の小説読むのも楽しいし(*・ω・)
うがああ、休み欲しいw
ー⋯⋯お⋯っ⋯み⋯お⋯
聞き覚えのある声が呼んでいる……
見た事ある姿……
あの時の夢と似ている……。
そんな事を考えながら不思議な男の姿を次第にハッキリ瞳に映す。
「澪……。」
前世の名前……何故……?
あの時もそう呼んでいた……
この男何者なんだろうか........
「貴方は……誰……?」
「僕は……創造神。君を転生させた人物であり世界の管理者でもある。」
創造神!?神様?........
確かに夢の中に出てきたりして不思議要素満載ですって感じだけど........
万物を司る“創造神”だとはね…。
「........その創造神様がどうして夢の中に?てか、何故私を転生……?」
聞きたいことは沢山あった……。
創造神「ちょっと待って;順を追って説明させてね。」
私は、溢れ出す疑問を落ち着かせる為に、軽く呼吸を吐く……。
「うん、落ち着いたみたいだね!じゃあ、説明して行くね……。まず、元いた澪の世界と現在の澪のいる世界は、対極の次元にありお互いに上手くやっていたんだが、現在の澪がいる世界“カルティア”の次元のバランスが崩れ対極にある元いた世界“地球”の次元のバランスにも影響を及ぼし次元の亀裂を産んだんだ。
その影響で澪達数人の体調激的変化を産んでしまって……澪だけが寿命とかでは無く病気になり死に至ろうとしていた。
僕も、“カルティア”のバランスを保とうと少し干渉したりしたが間に合わなくて、澪達数人の影響を知ろうと見ていた、澪は病に犯されても最後まで一生懸命人生を楽しもうとしていて、感激と同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになり転生の話を持ちかけ澪は僕の手を取ってくれた。
あまり覚えてはいないようだったからもう一度説明と……ほんとに僕の監督不足でこのような自体になり申し訳ない!」
創造神が頭を下げている……
確かに……監督不足で私は、死に至った。
それも“運命”だったとしたら……
誰も責める気にはなれなかった。
悔しかったし、辛かった……
でも、もうそこでの人生は戻ってこない。
何より、“カルティア”で誕生を喜んで涙を流してくれた人達が確かにいる。
その人達の為にも、私は“カルティア”で生きていかなければいけない!
「……もういいよ。創造神様も最善は尽くしたのですよね…それでも止められなかった……。死ぬ前のお話は余り覚えて無かったけど、こちらに転生をさせてくれたし……きっと私に何か頼みたい事があったんですよね?」
わざわざ“カルティア”に転生させたって事は、
何かを成し遂げて欲しいのだろうと予想はしていた。
じゃなきゃ、次元亀裂の原因であるこの世界に転生はさせないだろう。そんな事する性格なら頭を下げて私より泣きそうな顔で謝ったりしない……。
「まさにその通りなんだ。酷い奴だとは重々承知で厚かましい……この願いを頼まれてはくれないかな?僕が少し干渉してもダメだった原因……主に“食文化”だったんだ。その他にも色々原因はあったもののそこは僕の干渉で少しマシになったんだけど、食事の喜びの概念がほぼ無くてただの生きる為の日常作業だと思っているみたいなんだ;“カルティア”は、まだまだ発展にも乏しい世界で……だから、“地球”と釣り合いが取れなくなったんだ。そんな“カルティア”を澪の常識で発展して行って欲しい。ステータスなどは、僕が作っておいたから死ぬ事はないし、便利に使えると思う!でも、前の夢で君が言っていた事も取り入れたんだ。全部を最初からフルに使えるのはおかしいから鍛錬などしたいと……。一応鍛錬するだけ使える範囲を拡大するって事にしたよ!」
私……そんな事言ってたんだな。ちゃっかりチートみたいな感じになっているし。苦笑いしながらも頷き返答する。
「私も、やりたい事でもあるし…お願い承りました。でも、私の常識って……やりたいようにやるけどいいの?」
食事への喜びがないなんて……どんな食事してんだろう。趣味を謳歌しまくるぞ、やりたい事やり残してきた事沢山あるし!
「あぁ、澪のしたいようにしてくれ!そうすれば自ずと発展の道標になる!」
創造神からの承諾も得たし。後は、この“カルティア”について説明をして貰わないと何も知らないしね。
「あの、創造神様……“カルティア”について何も知らないので教えて貰えませんか?」
「あぁ、そうだね!“カルティア”という世界は魔法と自然と種族が沢山いる世界なんだ。まあ、“地球”で言う所のファンタジーだね。種族で言うと、人族・エルフ族・フェアリー族・ドワーフ族・ドラゴン族・インキュバス族・悪魔族・天使族……等々多種多様している。魔力は誰にでも備わってはいるが、平民などはあまり魔法の使い方が分からず魔力がないものと思われている。圧倒的に人族は貴族の方が魔力が高い。魔力が高い澪はある程度の地位があり、女の子を望んでいた辺境伯夫婦の子供にさせて貰ったよ。後、知力を持たない魔物がいてそれらを狩り食事している。野菜などは森に生えている奴をとってくる行商人がいる。貴族等は、そういうので食事を賄っている。平民は、ギルドに頼んだり自分達で狩りや採取してるみたいだね。
まあ、魔王とかもいるが、人族との交流・交易もしている事から悪い魔王ではない為勇者などは居ない。大まかに説明するとこんな物かな…。」
細かい村や王都や魔王国などの地形図などは本に記載してあるから探して読んで欲しいとの事。
なんでも、もうすぐ夢が覚めてしまう為時間的余裕が無いのだとか。他に、困った時などは念話が可能だから何時でも聞いて欲しいらしい。
「大体分かりました。ありがとうございます!また、念話で質問させてもらいますね!」
段々と瞼が重くなり、そろそろ時間らしい……。
「最後に、敬語は要らないから普段通りに話して欲しい。これから色々あると思うけど僕が付いてるし今度こそしっかり見守っているからね!澪らしい人生謳歌してね!……」
瞼が完全に閉じ夢の中から現実世界に……
目覚めた……
新しい革命を……歯車が1つ動き出す……
家族設定&創造神設定
クライシス辺境伯爵家族紹介☆彡.。
▫父親
名前︰ミハイル・クライシス伯爵
年齢︰26歳
性別︰男
身長︰178cm
体重︰68kg
学歴︰西王都立ヘスティア学院プリンス学科ダイヤモンドクラス首席卒業。
容姿︰深く暗いブルーのアシメチックなヘアー、灰色のパッチリめな瞳。スタイルが良く、イケメンな部類。カッコイイ系。
イメージカラーも深く暗いブルー。
得意魔法属性︰氷と水と闇
地位︰辺境伯
備考︰娘と嫁が異常に好き。親バカ。容姿がクール系イケメンなのに良く喋るし、たまにおっちょこちょいな部分も有り(家族の前のみ)。基本的には、しっかりしてる強者で頼りになる父親である。頭も良く切れ者。
▫母親
名前︰エディ・クライシス伯爵夫人
年齢︰23歳
性別︰女
身長︰156cm
体重︰46kg
学歴︰西王都立ヘスティア学院ローズ校プリンセス学科首席卒業。
容姿︰暗めな灰色の右のサイドだけゆるふわ三つ編みしたストレートロングヘアー、コバルトブルーのタレ目な瞳。可愛い︰綺麗の比率は、6︰4。おっとり系の美人さん。
イメージカラーは、コバルトブルー。
得意魔法属性︰風と光
地位︰辺境伯夫人
備考︰家族大好きな親バカで正しくおっとり系。ふんわりしてるが、怒らせると1番怖い。知力も高く上の中位。光属性が得意の為回復魔法を使いこなせる。
▫双子の兄様
長男
名前︰アデル・クライシス伯爵子息
年齢︰5歳
性別︰男
容姿︰オレンジ色の前髪長めで右分けのウルフヘアー、真紅のキレ長の瞳。元気系だがどこか色気漂うイケメン。
イメージカラーは、赤。
得意魔法属性︰火と地
備考︰重度のシスコン。将来が不安に成る程。運動などが得意で知力は普通(中の上)。※身長と体重はもう少し成長したら追加します。
次男
名前︰イヴ・クライシス伯爵子息
年齢︰5歳
性別︰男
容姿︰モスグリーンで前髪長めの左分けウルフヘアー、バイオレットの切れ長の瞳。大人しめの色気漂うクール系イケメン。
イメージカラーは、バイオレット。
得意魔法︰雷と闇と氷
備考︰重度のシスコン。知力は高く魔力も高い。能ある鷹は爪を隠す的な感じの性格。ツンデレ要素有り。※身長と体重は成長したらまた書きます。
▫創造神
名前︰名前は無い
年齢︰不詳
性別︰不詳だが姿は男
容姿︰金髪のショートヘア、金色のパッチリな瞳。
高身長の細身、神々しいイケメン。
備考︰主人公の事を大切に思っている。困った時に助けてくれる。