つなみ、ちょーしにのる。
ゆーみんが倒れたのは2階の1年生教室。ここ木漏れ日学園は5階建てとなっており、5階は屋上、4階は3年生、3階は2年生、2階は1年生、1階は保健室や家庭科室、さらには体育館まである。 そして、6クラスあるうちの5組、すなはち1年5組にみかん、ゆーみん、つなみがなったのであり、その
1年5組の教室で事件は起きたのである。
つなみのカッコイイ行動によりゆーみんが戦意喪失、はたまたノックダウン状態になってしまい......。
「うーん、うーん......」
と、呻いてるゆーみん。
「保健室は確か1階だったよね??覚えてないけど。」
と、みかんがゆーみんを揺らしながらつなみに聞く。
「そうだね、1階にはいろんな技能教科で使う教室があったからね...あるはずだよ。覚えてないけど。」
と、頭をポリポリかきながらテキトーにカタコトに返事をする。
「たし...あたし...助ける気ないでしょ??( ゜∀゜):∵グハッ!!」
と、消えるかのような声で呟くゆーみん。
「そうだね、保健室に運ぶのもダルいね」
と、あくびをしながらみかん。
「なにが そうだね、 なのか知らないけど、まぁ本人が自分1人でいいって言ってるんだから良いよね。」
と、真顔のままつなみ。
「.........苦しいけど、なんかあっれれ〜元気出てきたゾ〜!!!お前らそこに座れ!!」
と、半ギレでゆーみんが言った。
「はい。」
「ちょーしにのっちゃったね...こりゃ失敗だな。」
と、2人は呟いた。
この日...この後学校でその2人を見るものはいなかったそうな。。。→叱られた後帰っただけ。