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女子中学生なんてしらないっ♪  作者: 式守 空
一章 脱!中学生部の伝説と語られしカタパルト〜
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服屋

その店は怪しいので2度と入らない事を心のピスタチオに決め、芽生えたピスタチオ、咲いたピスタチオ。良いですよね。 心に決めて、更に歩く事数分。 しっかりした店にたどり着くことが出来た。 しっかりした...そう、しっかりした。


「ねぇ、ここ服屋だけど、本当に大丈夫なのか??」

と、不安気なつなみ。


「あいやー参ったアルネ。私にはさっぱりアル。」


と、ゆーみん。


「てめぇ、すっこんでろ!!今、聞いたけど、聞いた目線の先にはみかんしかいなかったろうが!」


「私もワカルワケナイアル。ワカル人連れてこようか??」


「アルアルいっといて、最後止めんな!!というか、アルアル流行ってんのかアル!!しまった、私にまで移ったじゃんか!」


「そう、 アル と言う言葉は純情のエクセル。カテナチオなんだよ!!」

と、ドヤ顔で説明するみかん。

「日本語で話そうか!」

と、ドヤ顔で話すゆーみん。


「ゆーみん、てめぇだけには言われたくねぇよ!アル中!!」


「アル中ってそんな、アルアル中毒の略だとは思いますが、言い出しっぺは私ですよ!」


「だから言ってんだろぉぉぉぉぉ。」

と、呆れるつなみ。


「簡潔に言う。ここも怪しいと思う。私は。」

と、つなみが更に言う。

「その心は??」

と、みかん、ゆーみん。


「説いてねぇよ!まぁ...だってこの服屋の名前 服屋だし。 ふ・く・や だぜ??名前をそのままつけるなんて怪しいよ!」


と、つなみは言う。実際つなみは感じ取っていたのだ。この服屋という名の服屋のただならぬ雰囲気を。


「シンプルでいいと思うな。私は。」

と、みかん。


「シンプル過ぎじゃ...ない??私も不安だわ。」

と、ゆーみん。久しぶりの真面目コメント。乙。


こうして三蔵法師(偽)一行は更なる服屋を探すのだった。

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