表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソロベン〜一人で自作の弁当を食べてたらいつの間にか注目される事に!?  作者: kida aotuka


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/11

星宮家で料理教室をしハンバーグを作る

湧斗はとりあえず黙って見守る事にした。楓は真剣にやっている。無事?に切り終わるがやはり

見た目はおかしな形をしていた。


「会長さんって不器用なんですね」

「そうなんだよ。こういう事に関しては自分でも嫌になるくらい不器用なんだ。だから

それを直したくてね」

「わかりました。料理なら自分でも教えれるので、一つずつやっていきましょう」


そうして楓に一から手順を教えた。とりあえず包丁を使わなくてもいい料理、主にレトルトや

冷凍の物で作ってみてもらった。


そこでもちょっとしたやらかしもあったが完成はした。それを食べてみるが、少し冷たかったり

逆に暑すぎたりと本当に料理ができない人だと湧斗は思ってしまった。


「美味い!本当に君の料理は美味しいな。お店に出ていてもいいぐらいだ」

「ありがとうございます」


楓の練習の後に湧斗が別のを作っていた。作ったのはハンバーグだ。もちろん冷凍の物では

なく、本格的にひき肉から作った奴だ。材料はあったので簡単に作る事ができた。


ハンバーグでも三種類作っていた。チーズを乗せたのと、トマトソースで煮込んだのと

通常のでわけた。楓はそこまで食べる方ではないので少しずつわけて食べていた。


「ごちそうさまでした。本当に美味しい。これなら毎日食べたいよ」

「それならお弁当作ってきましょうか?会長さんの食べる量なら問題ないですし」

「いいのか?いや、さすがにそこまで甘えれないよ。一応母親に作ってもらってるからね」


そう話していると家の玄関が開いて声が聞こえた。時間はもう19時ぐらいだった。


「ただいま。あらお友達?」

「母さん。お帰り。えっと、私の学校の後輩だよ」

「新堂湧斗です。お、お邪魔してます」

「いらっしゃい。珍しいはねあなたが男の子連れてくるなんて」


少しおっとりした感じで話す母親の星宮めぐみ。楓に似ていて美人で楓よりも豊満な胸が

湧斗を興奮させていた。


「その、か、彼に料理を教えてもらってたんだ」

「料理?そういえば食べた後があるわね。あなたが作れるわけないし。じゃぁ彼が?」

「はい。料理は好きなので、会長さん、星宮先輩に教えていたんです」

「まぁそれは大変だったんじゃない?この子不器用だから」

「それは」

「ふふっ真面目そうな子ね。安心したわ。ねぇよかったら私もあなたの料理食べてみたいの

だけどいいかしら?」

「いいですよ。じゃぁ少し待っててください」


めぐみは部屋に戻り、着替える。そこに楓もついてきて湧斗について話していた。会った

ばかりだという事と、料理を作ってる姿を見て少し気になってるって事も話した。


リビングに戻るとテーブルに料理が並んでいた。先ほどのハンバーグと他にもスープや

サラダなども足していて。


「本当に美味しいわ。私より上手ね。お店に出てる料理みたいだわ」

「ありがとうございます。最近他の人に食べてもらえる機会があって、それで美味しいって

言ってくれると本当にうれしいです。自分がやってきた事が間違いじゃなかったって

思えますから」

「もしかして何かわけありかしら?辛かったら言わなくてもいいけれど」

「そうですね。そこまで辛くないのですが、楽しい事でもないのでやめておきます。食事の

時は楽しんで食べたいですから」

「わかったわ」


そうして食べ終えて片付けをしてから湧斗は帰る事にした。


「新堂君。今日はありがとう。その、また教えてくれるかな?こんな私にも」

「もちろんです。作るのも好きですが、誰かと一緒に作るのもいいなって思いましたから」

「私からもお願いするわね。新堂君。それとあなたの料理もまたいただきたいわ」

「かしこまりました。なんでも作れるように自分ももっと練習します」


家に帰りさっそく料理を作り始める。気づくと時間は日付を超えてしまっていた。


昼休み。湧斗は三年の教室を訪ねていた。そこには楓がいた。湧斗は楓に少しだが

料理を持ってきたのだ。それを渡してすぐに自分の教室に戻った。

渡した時に他の女の子達から二人に質問攻めにあったのですぐに戻ったのだ。主に二人の

関係を聞かれていた。


自分の席に戻りようやく自分のお弁当を食べる。今日は魚をメインに作って来た。

白身や鯖を中心に海鮮系でそろえた。


久しぶりに一人でお弁当を食べる。湧斗はこの事をソロベンと自分で言っていた。


放課後、一人で下校しようとするとそこに透子がやってきた。


「湧斗くん!」

「な、なんでそんな高い声で」

「もちろん。食べさせてもらおうかなって」

「いいけど」

「やったぁ!じゃぁ私の家でもいいかな?」

「大丈夫だけど、材料とかある?」

「たぶんあるけど、作ってほしいのがあるから買い物してから行こうか」

「作って欲しい物?」


多少強引な感じで一緒に買い物に向かった。そこで買ったもので湧斗は何を作って

欲しいのかがわかった。


買い物を終えて透子の家にやってきた。先にキッチンで準備をしててと言われて湧斗は

買ってきた物を整頓する。透子は自分の部屋で着替える。


「さて、初めて男の子を連れてきたけど、どうするかな。あいつ、おとなしいから

攻めればできそうだけど、さすがに早いよね。私もまだ準備できてないし」


色々考えながら着替えを終えてリビングに行くと、湧斗が真剣に料理を始めていた。

その姿に透子は見入っていた。


湧斗は透子からまだ言われてないが作ってほしい物を作っていた。それはすき焼きだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ